おまたせクッキー/パット・ハッチンス・さく 乾 侑美子・訳/偕成社/1987年
繰り返しが特徴で、年少から小学校までの読み聞かせでも好評です。、
お母さんが焼いたクッキーが12枚。
ビクトリアとトムが食べようとすると、ピンポーン。おとなりのトムとハナでした。
4人で食べようとするとまた ピンポーン。やってきたのは、ピーターとピーターの弟。
ピンポーン、ピンポーンが続き、全部で12人
新しいお友達がくるたびに分け前は減り、とうとう一人1枚に。
そこへ またまたピンポーン・・・。
今度はどう分けるか心配していると・・・・。
自分の分け前が減るにもかかわらず、やさしくむかいいれる子どもたちです。みんなで食べるほうがおいしそうです。
ビクトリアとトムの友達がやってくるたびに、床は靴跡でいっぱい。でもお母さんはイヤな顔ひとつしません。
イスは8個。12人はどうすわったでしょうか。