どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

たぬきのおまじない

2021年03月09日 | 絵本(日本)

      たぬきのおまじない/おおなり修司・文 丸山誠司・絵/絵本館/2021年

 

”「た」をぬきゃ たぬきの なかまいり ぽん” は たぬきのおまじない。

するどい ”たか” に おまじないをかけると ”か”

盗賊の”たからばこ”に おまじないを かけると ”からばこ”

おこった 盗賊においかけられ 森の中 ”たまむし”に おまじない ”まむし” の 登場

言葉遊びですが、「た」をだす おまじないも あって もとに戻るのが、斬新。

たぬきも とうぞくも とっても ユニークに 描かれています。


視点を変えると

2021年03月09日 | 日記

 

 ずっと続いている自粛生活。出会いを制限しているなかで、このところは散歩が日課。川の遊歩道を歩いていると、おなじように散歩している人に会うことも多い。

 川べりにパイプ型の柵が設置されている場所があって、正面からみると何か色がついているのがわかるが、それだけでは何かというのがわからない。ただ斜めからみると、そこにはかわいい動物が描かれている。

 錯覚とはちがい、見る角度を変えることで、楽しい演出になっている。

 さらに、少し足をのばすと、これまで気がつかなかったものを発見することも多い。当地に引っ越ししてから十年たつが、小中学校がどこにあるかも知らないでいた。いい機会なので町の三か所の中学校まで歩いて行ってみた。いずれも、歩くと三十分以上かかる場所で自転車通学が普通。どこも小高いところにあって、山を切り開いたようなところ。

 小学校への通学距離も、低学年には遠すぎるような配置。子どもの数が少なくなって、統廃合がすすんでいくと、通学も大変になりそう。