よるのさかなやさん/穂高順也・文 山口マオ・絵/文溪堂/2016年
おいしそうな魚が並ぶさかなやさん。ここのお店の魚は とっても新鮮だと大評判。
夜になってお店が閉まると、「さあ しんだふりを やめるじかんが きたようだ」
と、お店の中では 魚たちが ひょっこり ひょこひょこ 動きはじめました。
シャッターから ひょこり ひょこひょこ ぬーるぬる 抜け出して 野球やかくれんぼのはじまり。
「でも やっぱり よぞらを およぐのが いちばんいいね」
天の川に つりいとを たらし 流れ星がかかったと思うと、マダイでした。
のらねこたちが、さかなのにおいをかぎつけて、かけよってくると イカ タコ マダイが 合体して かいじゅうに 変身。こんどは さかなたちが、のらねこを おいかけます。
おひさまが のぼってくると ひょこり ひょこひょこ ぬーるぬる と、また お店の中で しんだふりです。
魚が売れて、仲間がいなくなると また 別の遊びをするのかな?
海ではなく、夜空を泳ぐのが 一番。