子ざるのかげぼうし/作・浜田ひろすけ 絵・なかむらしんいちろう/教育画劇/2007年(12場面)
子ざるは自分の影にうんざり。こぶしをつきだすと、かげもまけずに にぎりこぶしをつきだす。振り放そうと思っても、ちゃんと きています。走っても ちゃんとおいついています。
キツネが助け舟。キツネが影を縛ろうと思っても、子ざると影も一緒に、しばろうとおもってもだめ。穴に落ちた影に土をぶっかけても駄目。
そこに犬がやってきて、話を聞くと、犬は木のそばにつれていきます。すると不思議なことに影がいなくなります。
ずっと木の上か下にいることにした子ざるですが・・・。
いまは、影ふみする子どももいなくなりました。大人が遊んであげるとちがうのでしょうが?
時代を感じます。