どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

子ざるのかげぼうし

2024年10月15日 | 紙芝居

    子ざるのかげぼうし/作・浜田ひろすけ 絵・なかむらしんいちろう/教育画劇/2007年(12場面)

 

 子ざるは自分の影にうんざり。こぶしをつきだすと、かげもまけずに にぎりこぶしをつきだす。振り放そうと思っても、ちゃんと きています。走っても ちゃんとおいついています。

 キツネが助け舟。キツネが影を縛ろうと思っても、子ざると影も一緒に、しばろうとおもってもだめ。穴に落ちた影に土をぶっかけても駄目。

 そこに犬がやってきて、話を聞くと、犬は木のそばにつれていきます。すると不思議なことに影がいなくなります。

 ずっと木の上か下にいることにした子ざるですが・・・。

 

 いまは、影ふみする子どももいなくなりました。大人が遊んであげるとちがうのでしょうが?
 時代を感じます。