ぼくにきづいたひ/作:杉山 亮 絵/片山健/理論社/1995年初版
ぼくが、お父さんと一緒にでかけたのは お寺。
お父さんの趣味につきあわされたようだ。
お父さんと同じ趣味の人が、お坊さんの案内で、お墓を見に行きますが、ぼくは残ります。
まっていると、目の前に前に見たような木が。
木の下で休んだり、この地面をあるいた記憶がよみがえります。
そして、吹いている風の記憶も。
ぼくはどこからきたのだろうとという疑問が。
でかけるときは大人はモノクロでぼおっとしています。
記憶をたどるときは、一転してカラーに。といってもこのカラーも鮮やかというわけでもありません。
お寺からかえる大人たちの輪郭がはっきりかかれていて、最初のほうと対照的にえがかれています。
ぼくは、何を感じたのでしょう。
たしかに特別の一日だったかも。
やはり大人が読みたい本。