風はどこからくるのだろう/吉野正敏・文 夏目義一・絵/福音館書店/1990年
天気予報でおなじみの高気圧、低気圧、台風、竜巻。
春一番からはじまり、オランダの風車や風車発電、帆かけ船など人がどんなふうに風を利用しているのかもコンパクトにふれられています。
風というのは空気の流れ、その空気がなぜながれるのか、フライパンで目玉焼きをつくるを例にわかりやすく説明されています。
さらに、寒帯の西風ジェット気流、熱帯の東風ジェット気流、偏西風帯など地球全体の風のことも。
写真やイラストで、かたくるしくなく学べるのが絵本の良さです。
日本列島は風の国というのが実感できました。