どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

サクラ はる なつ あき ふゆ

2022年05月06日 | 絵本(自然)

    サクラ はる なつ あき ふゆ/おくやまひさし/ほるぷ出版/2022年

 

 当地では桜が散って、いまは緑がいっぱい。

 手で描かれたという満開の桜、枝、葉、根のひとつひとつが桜の魅力を伝えてくれます。

 ともすれば花の咲く時期だけが注目されますが、一年を通じると、別の顔をもっています。

 11月の後半から枝には冬芽が 花の準備。この時期の小さな虫たち。

 枝には長枝、短枝という区別があること、葉を食べる幼虫、根から汁をすって育つセミについてなど。

 キノコは幹の中へ菌糸をのばして、やがて木をくさらせること、そしてコケも木全体をつつむと、木を枯らしてしまうというので、散歩の途中のヨメイヨシノを見てみました。何十年かたっていそうですが、コケが生えていました。

 花が散ってから、サクランボのような実がつくというので、陽光桜をみたら、たしかに実がなっていました。残念ながら、近くのヨメイヨシノの実は確認できませんでした。

陽光桜の実


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