おちばのほん/いわさ ゆうこ/文一総合出版/2021年
絵本仕立てで、図鑑より親しみやすいでしょうか。
よく集めたと思うほどで落ち葉の数120種以上。それも全部手書きですから大変なご苦労です。
紹介の仕方もユニーク。(太字は木)
・ぽとり くちなし ほるとのき あつい なつまで がんばった もういいかいと かくれみの
・おてらの ふじだな まっきいろ かがやく いちょう まっきっき
・ぶどう かき くり みの なる き はたけの べにいろ ブルーベリー あんずの おちば きれいな ピンク おちばの ようふく つくりたいな
種類が多すぎて、落ち葉をひろってきても木を特定するのはむずかしそうです。木の名前から利用したほうがわかりやすいでしょうか。
なぜ木から葉は落ちるのか? どうして赤や黄色に紅葉・黄葉するのか?という疑問にこたえることから、葉の特徴、名前の由来まで、さらに落ち葉を使ったアート作品、遊び方まで満載です。
葉のつき方に互生、対生、三輪生があるなど、いわれてみればなるほどとうなずけるのですが、見ていると思っていても、実は見えていないものが多いのにきづかされました。