どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

おちばのほん

2021年12月15日 | 絵本(自然)

    おちばのほん/いわさ ゆうこ/文一総合出版/2021年

 

絵本仕立てで、図鑑より親しみやすいでしょうか。

よく集めたと思うほどで落ち葉の数120種以上。それも全部手書きですから大変なご苦労です。

紹介の仕方もユニーク。(太字は木)

・ぽとり くちなし ほるとのき あつい なつまで がんばった もういいかいと かくれみの

・おてらの ふじだな まっきいろ かがやく いちょう まっきっき

・ぶどう かき くり みの なる き はたけの べにいろ ブルーベリー あんずの おちば きれいな ピンク おちばの ようふく つくりたいな

 種類が多すぎて、落ち葉をひろってきても木を特定するのはむずかしそうです。木の名前から利用したほうがわかりやすいでしょうか。

 

 なぜ木から葉は落ちるのか? どうして赤や黄色に紅葉・黄葉するのか?という疑問にこたえることから、葉の特徴、名前の由来まで、さらに落ち葉を使ったアート作品、遊び方まで満載です。

 葉のつき方に互生、対生、三輪生があるなど、いわれてみればなるほどとうなずけるのですが、見ていると思っていても、実は見えていないものが多いのにきづかされました。


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