どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

すなのたね

2019年06月17日 | 絵本(外国)


    すなのたね/シビル・ドラクロワ・作 石津 ちひろ・訳/講談社/2018年


 夏休みが終わり、海から帰ってきた女の子が、サンダルにのこっていた砂を種にみたて、まいてみます。

 パラソルが とつぜん にょきにょき はえてきたら どうする?
 風車の森ができたらどうする?
 アイスクリームが とれたら どうする?
 お城ができたらどうする?
 みずやりを しすぎて、おおきな波ができたらどうする?
 ひろーい 砂浜が目のまえに あらわれたら?

 夏の楽しかった思い出を、弟とあれこれ想像していきます。

 あふれるれるような色使いの絵本が多いなかで、白黒が基調で、想像の世界が黄色と最小限の色使いですが、姉と弟の思いがあふれています。


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