どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

のいちごつみ

2023年02月15日 | 絵本(日本)

    のいちごつみ/さとう わきこ/福音館書店/2015年(2010年初出)

 

 おいしいジャムを作ろうと、ばばばあちゃんは のいちごつみに出かけました。「いま とらなくって どうする」と、味見。いちごが、かご いっぱい。ぽかぽか陽気に誘われ ひと眠り。

 おなかをすかした 動物たちが やってきて、ジャムになるまえに、一粒と、食べはじめたら、あれあれ、いちごはどんどんなくなって、残ったのは七粒。

 「これだけじゃ、いちごジャム できないよ」と、みんながいうと、ばばばあちゃん、のこりの いちごを パクリ。そして、「あした また みんなで とりにいけば いいよ。のいちごつみも たのしいよ」と、平気な いつもの ばばばあちゃん。

 次の日、ちゃーんと みんなで のいちごつみです。

 

 「ふたつ いちご にこ にこ たべよう」

 「ななつ いちご なかなか とまらぬ」

 「やっつ いちご やっぱい うまい」

 と、数え歌で、のいちごを食べるのが、楽しそう。

 次の日の、のいちごつみ、クマはハチミツをさがし、サルは頭に野いちごがはいった籠をのせ、キツネはねむくなったりと さまざま。


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