この冬のカモの渡りは9月中旬から始まった。
9月12日のこと
カルガモが見慣れないカモをちらっとガン見
エクリプス状態なのでわかりにくいがヨシガモのオスのようだ。
換羽が終わればきれいな緑色に輝くはずの頭が、かすかに緑がかっている。光の当たり具合によっては、緑色に見えるようだが。
9月14日にも見かけたが、この日も曇りで色がきれいに出ない。
ツツイトモが繁茂する水面に嘴を入れている。
やはりツツイトモを食べているようだ。
残念ながらこのあともういなくなった。換羽が終了したきれいな個体を見たかったが。
この池ではちょっと休んで腹ごしらえをして、終着地へ向かったのだろう。
9月には次のお客も飛来
コガモの群れに混じるちょっと違う1羽。これもエクリプスなのでわかりにくいが、シマアジのようだ。
手前がシマアジ、後がコガモ。
これらのカモたちもツツイトモを食べていたようだが、いきなり飛び出す。後がシマアジ。
写真を拡大してみると、後ろに突進してきたカイツブリが見える。
シマアジたちは、このカイツブリに突っ込まれて、飛び出したのだ。
カイツブリは、見慣れないカモたちには容赦ない。
このシマアジもすぐにいなくなった。終着地は、違う場所なのだろう。
つづく
追記:11月末生まれのカイツブリの雛は、残念ながら1月8日の観察を最後に、居なくなってしまった。
毎日ハラハラしながら生存を確認していたのだが、やはり冬場は餌が捕れないようで、無理だったのかもしれない。
合掌。
▲最後に撮ったカイツブリの雛(1月8日)