マガモは10月半ば過ぎに飛来。
▲ほぼ繁殖羽になったマガモのオス
▲マガモのメス。かなり地味。嘴が少しオレンジ色をしている。
ある日ペアが仲良く泳いできた。
▲ディスプレイをするオスと、受け入れ態勢のメス
▲そこへもう一羽のメスが。
▲邪魔をする。
▲まだペアは確定していないようだ。
別の日には、水から上がって休む2羽
▲右のメスは、嘴が見えないのではっきりしないが、カルガモのように見える。
マガモとカルガモは、よく交雑することがある。
▲昨年の7月に見た交雑種、マルガモ。
カルガモとマガモはDNAを調べても違いがないほど近縁なのだそうだ。
しかし、今年遺伝子を調べたら、わずかな違いがあることが発見されたともいう。
「http://www.donga.com/jp/article/all/20191105/1893368/1/マガモ・カルガモ「遺伝子の身分証明書」ができた」
そのほんの少しの違いが、オスをきれいな色に変え、渡りをするという習性をもたせていると思うと、不思議だ。
そして、カルガモはなぜ、渡りをやめ、オスがメスと同色になったのか。
さらに、交雑が起こるわけは何なのだろうか。
いろいろ考えると面白い。
ところで、昨年の夏、アラスカでマガモの雛を見た。
▲大きくなりすぎて雛とは言えないか。
▲こちらは親鳥が近くにいないので確証はないが、マガモの雛だと思う。
▲こちらは地元のカルガモの雛(2014年)
▲そして親がマルガモの雛(2010年:画質悪し)
過眼線の入り方などが微妙に違うように見えるが、個体差かもしれない。
観察していると、いろいろな妄想が沸き起こるカモである。
つづく