鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

冬のカモたち 2019~2020④ マガモ編

2020年02月06日 | カモ類

マガモは10月半ば過ぎに飛来。

▲ほぼ繁殖羽になったマガモのオス

▲マガモのメス。かなり地味。嘴が少しオレンジ色をしている。

ある日ペアが仲良く泳いできた。

▲ディスプレイをするオスと、受け入れ態勢のメス

▲そこへもう一羽のメスが。

▲邪魔をする。

▲まだペアは確定していないようだ。

別の日には、水から上がって休む2羽

▲右のメスは、嘴が見えないのではっきりしないが、カルガモのように見える。

マガモとカルガモは、よく交雑することがある。

▲昨年の7月に見た交雑種、マルガモ。

カルガモとマガモはDNAを調べても違いがないほど近縁なのだそうだ。

しかし、今年遺伝子を調べたら、わずかな違いがあることが発見されたともいう。

「http://www.donga.com/jp/article/all/20191105/1893368/1/マガモ・カルガモ「遺伝子の身分証明書」ができた」

そのほんの少しの違いが、オスをきれいな色に変え、渡りをするという習性をもたせていると思うと、不思議だ。

そして、カルガモはなぜ、渡りをやめ、オスがメスと同色になったのか。

さらに、交雑が起こるわけは何なのだろうか。

いろいろ考えると面白い。

ところで、昨年の夏、アラスカでマガモの雛を見た。

▲大きくなりすぎて雛とは言えないか。

▲こちらは親鳥が近くにいないので確証はないが、マガモの雛だと思う。

▲こちらは地元のカルガモの雛(2014年)

▲そして親がマルガモの雛(2010年:画質悪し)

過眼線の入り方などが微妙に違うように見えるが、個体差かもしれない。

観察していると、いろいろな妄想が沸き起こるカモである。

つづく

 

 

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