鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

カルガモは池に留まる

2014年09月08日 | カモ類
以前、「カルガモは神田川をめざす」という記事を書いた。
井の頭池で生まれたカルガモの雛は、たいてい親に導かれて神田川へ移動していくことが多いからだ。

以前の記事

その理由は、雛たちが休憩したり隠れたりする場所が池には少ない。餌となる水草などが少ないなどが考えられたし、池の中の大きな魚たち(コイやブラックバス)が雛の脅威になっていたからかもしれない。

今年も5月に池でカルガモの雛が誕生した。そして、神田川につながるひょうたん池まで親が雛たちを連れてきたので、当然また神田川へ行くのだろうと見ていた。

↓ひょうたん池に来たカルガモの雛たち。一年の中でカルガモが最も注目されるとき。









しかし、予想に反してこのあと親鳥は雛たちを再びボート池の方へ連れて行ったのだ。



カルガモの雛はそのあと1羽減ってしまったが、4羽の雛はその後もずっと親とともに池で過ごし、ボートに乗った人たちを恐れることもなく、大きく成長していった。





今、カイツブリの雛の姿が見えなくなった池には、成長した雛以外にもたくさんのカルガモがいる。

かいぼりした池はカルガモたちにとっても魅力的な池になったようだ。

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