ヒドリガモも9月末に飛来した。
▲飛来したてのヒドリガモ(9月27日)
ヒドリガモも例年地元の池に来ることは来るが、今までは居つくことはなかった。
この冬も通過個体が立ち寄っただけだろうと初めは思った。
しかし、10月になっても、11月になっても、12月になっても、ヒドリガモはいつも見られ、それも複数個体、多いときは5羽以上見られた。
盛んにツツイトモを食べたり、休んだり。初めエクリプスだったオスも、だんだんオスらしくなっていく。
休んでいるオスの傍にうっかり着地しようとして、あわてて飛ぶという変なシーンも撮れた(画面からはみ出している:苦笑)。
実は、近隣の公園でかいぼりが行われ、いつもはその池にいたヒドリガモが、こちらへ避難しているのではないかという話も聞いた。
その公園は、確かに小さいにもかかわらず、毎年ヒドリガモがいっぱい来ていた。ときどきアメリカヒドリも入るらしい。
カモたちにとっては近隣の公園まではひとっ飛び。餌と安全を求めて、自由に行き来しているのだろう。
ちょっとおまけ。昨年の夏アラスカで見たヒドリガモ(アメリカヒドリだと思うけど)の雛。
今ここにいるカモたちも、夏には北の国で、こんな雛たちを育てるのだろう。
ヒドリガモは、2月に入った今も地元の池で見られているが、少し数はへったかもしれない。
オカヨシガモは11月に飛来。
実は「こんなカモがいたけれどオカヨシガモではないか。」と知り合いに画像を見せられ、それと知った。
オカヨシガモは繁殖羽になっても地味だが、エクリプスだと特徴がわかりにくい。でも、メスのこの嘴の色は、確かにオカヨシガモも特徴だ。
オカヨシガモのオスといえば「黒パンツ」と呼ぶように、後が真っ黒になるはずなのだが、エクリプスでは黒くない。
このカモもいつもはちょっと立ち寄るだけだったのに、今年はつづけて滞在しているので、いつ黒くなるかと観察していたが、一向に黒パンツにはならない。
▲地味だけれど、シックとも言える色合いのオス
オカヨシガモも、年を越して2月1日までは滞在しているのを確認している。もし、これからもずっと居続けているのなら、黒くなるかどうか確認したい。
つづく
つづく
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