鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

ムラサキツバメ

2008年01月12日 | その他
昨年の秋、近くの公園でムラサキツバメの幼虫をたくさん発見した。
そこには、幼虫の食樹であるマテバシイがいっぱい植えられている。
幼虫は少なくとも10匹以上はいたろう。
しかし、成虫を見つけることはできなかった。
(幼虫を飼育して2頭羽化させたが…。)

それが、今回別の公園でたまたま越冬中の成虫を発見できた。
陽だまりで羽を体を暖めて、ひらひらと飛んでいった。
広げた翅を見ると、メスだった。
メスを見るのは初めてだ。

この蝶も温暖化の使者であると言われている。
マテバシイが人為的に移植されたことも一因だろうが、
マテバシイが植えられたのはかなり前のことだ。
ムラサキツバメが、最近関東でもよく見られるようになったという理由は、
やはり、食べ物があって、暖かい気候という二つの条件が、
ムラサキツバメを北上させたと考えるのが妥当なのではないだろうか。
コメント (2)
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カラフトムシクイ

2008年01月10日 | 野鳥
ましな写真が撮れたら、記事にしようと思っていたが、
とても撮れそうもないので、とりあえずUPすることに。
家から自転車で30分ほどの場所にある公園に、
カラフトムシクイが出ていると聞いた。
年度末には、キマユムシクイで盛り上がったが、
今度はカラフトムシクイだ。

大きさはキクイタダキと同じぐらいの10cm。
頭の上の線と翼の線がかなりはっきりしている黄色い印象の小鳥だ。
ちょこまかと動きホバリングするのも似ている。
稀な旅鳥と図鑑になるが、それが見られただけでもよしとしよう。

酷い写真だが一応見たという証拠に。
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もう一羽の青い鳥

2008年01月08日 | ルリビタキ
マイフィールドに、2季ぶりに2羽のルリビタキのオスが来た。
あとから現れたルリ君は、2季前、やはり青いルリビタキが来た場所だ。
人通りが多く、犬の散歩や猫がうろつく場所であるにもかかわらす、
2度目の飛来である。
よっぽどルリビタキが好む環境なのだろう。
ジョウビタキにしても、ルリビタキにしても、何年か観察してきて、
やっとその鳥がよく見られる場所が少しわかってきた。

ところでこのルリ君は、もう一羽のルリ君よりもさらに青みが薄い。
2年目ぐらいの若いルリなのだろうか。
「前のルリが老化して薄くなったのかも。」と冗談を言われた方もいる。

メスタイプの若いオス、少し青くなったオス、きれいなオス、
いろいろ見ることができたのも、観察を続けてきたおかげだ。
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ムシクイ騒ぎ

2008年01月02日 | 野鳥
珍客飛来ということで、駆けつけて撮ったムシクイ。
何ムシクイかということで、大騒ぎとなった。
メボソムシクイ・セイダイムシクイ・キマユムシクイと諸説が乱れ飛び、
果ては新種の「コガネムシクイ」だという命名者も現れた。

似通った鳥の同定は、なかなか難しいようだ。
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