本日、大曲ユースホステルは20歳の誕生日を迎えました。ここまで続けて来られたのもご利用頂いたお客様やご支援頂いた多くの方のお陰で、誠に感謝しております。
開所当初、20年は一つの節目になると考えていました。過去にも書きましたが、開所時40歳で、20年間は予行演習。60歳からが本番と考えていましたので、20年経ったからよかったではなく、ここからが本番と気を引き締めて、新たな気持ちで、と考えています。
当初、サラリーマンは55歳位から定年、再雇用となり、60歳で円満退社というのが一般的たっだかと思います。60歳で定年退職し、それまで仕事一筋で来た人は、その仕事がなくなり、やることもなく、時間を持て余すことになり、家にいては邪魔にされると云うことが、冗談半分で云われてきました、自分がその歳になるということは、過去の同級生も一斉に同じ状況になるということ。この仕事を始めた際、そうした時に、時間の過ごし方ややることが判らないと云った同級生に遊び方や時間の過ごし方を教えられたらと考え、それまで自分はそうしたことを少しでも教えられるように実際に体験する時間として20年を考えていました。
当YHに来られていた方は、そうしたことを既に実践していた方が大半ですので、そうした方を見習ったり、教えて頂いたりもしてきました。そうした中で多くの人が興味を持つ温泉や歴史の勉強も少しは出来たかと思っています。
ただ、昨年秋の高校時代の同級会で話を聞いてみると、時代の流れで、55歳退職は60歳になり、その後継続雇用が数年あるので、もう少し働けるという同級生がほとんどで、少し当初の想定とは異なるようです。
それはともかくとして、この3月から20年目の営業となりますので、更なる秋田の情報提供ができるようにと考えています。この時期はお客様もほとんどありませんので、開所パーティーなどは行わず、ひっそりとした開所記念日となりました。
のち