新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

東北地方でも宿泊税の話が

2024-09-03 23:02:11 | 経営

先日のニュースで、宮城県と仙台市が宿泊税の導入をほぼ固め、秋田市でも検討を始めるとの話。仙台市では、一泊300円を徴収し、宮城県100円、仙台市2100円の配分となる予定とのこと。課税対象の基準として、宿泊料金6000円以上とのことで、修学旅行や部活動、スポーツ活動での合宿などは対象外とする方向で検討しているとのこと。秋田市では、まだ導入するかどうか初期の検討を始めるとのこと。

当YHのある大仙市はまだ、そういった話は出ていないようですし、仙台市の一泊6000円が標準になるようなら、今のところ対象外になりそうです。それにしても、一泊6000円の宿も、3万円を超える宿も一律300円というのは、ちょっと乱暴な気がしますが、かといって宿泊料の何%とされても事務手続きが面倒になりそうで、いずれにしても低価格の宿泊施設には、良い話ではないようです。

役人にしてみれば、新しい歳入先ができるということは、新しい利権が生まれるということにもなり、大きな実績となるので、導入に前向きになるのはわかります。問題はそれがどう使われるか。以前は、宿泊税の導入は、外国人観光客を中心としたオーバーツーリズムに対応して整備を行う一助という話もありました。仙台市は最近では外国人観光客も増えてきているようですが、秋田市ではまだまだ。観光環境の整備という名目で、無駄な看板やパンフレットを作るだけ、という観光行政に使われるようなら、その分宿泊料を抑えて観光誘致を図る方が重要な気がします。

のち

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