新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

米、送れ!のSOS続出か?

2024-09-07 23:10:35 | 季節

先日、久しぶりに実家(埼玉)に連絡を取ったところ、関東では「令和のコメ騒動」最中でコメが手に入りにくいとの話。テレビでも盛んに小売店では売り切れ状態との報道でしたので、ある程度は想像していました。秋田でも小売店のコメ売り場は空っぽに近い状態になっています。

周辺の田んぼでは、早いところで稲刈りが始まりましたが、新米になって流れるのにはもう少し時間がかかります。こちら秋田では、稲刈りの時期に農家から直接、1年分をまとめて購入しています。今年も想定よりもお客様が少なく、また素泊まりの方も多かったこともあり、昨年購入したコメが玄米の形でまだかなり残っている状態。1か月もすれば新米が手に入りますが、それまでの分を考えても、今年もあまりそうでしたので、5キロほど実家に送りました。

宅配便のセンターにもっていったところ、パラパラと大きな箱を持つ人が来ており、また事務所の脇にもコメが入っているだろう箱や袋がいくつか見られました。多分同様に、秋田から都会向けにコメを送ろうということなのでしょう。

コメの値段自体は都会で買うよりはるかに安い価格なのですが、都会との距離があるため、送料が1500円もかかり、これがバカになりません。計算してみると、5キロだとコメの値段よりも送料の方が高くなってしまいます。これが大消費地から離れた場所で生産しても、なかなか売れない原因の一つともいえますし、最近の諸物価高騰の一因でもあるようです。

時々

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