当YHの食堂には、翌日の作戦会議用の資料として、温泉や祭りなどの資料がファイルで用意してあります。温泉を調べた時に、時間経過後は、情報のアップデートが必要なことが発覚し、それなら変わらない古い歴史をと、歴史のお勉強に着手しました。
でも何度かの歴史のお勉強でわかったのは、古い歴史でも新しい解釈や考古学的発見などにより変わってしまうと云うこと。特に分析機器の発達に伴い、年代物の評価は大きく変わることがあるようです。
日本史は受験勉強用に学生時代に勉強しましたが、その時には蝦夷(えみし)の歴史なんてほとんど出てきませんでしたし、坂上田村麻呂が東北方面に来たと云うことは勉強しましたが、秋田に来たのか、青森まで行ったのか?などということは必要のない知識でした。
当YHを2005年にここで始めて早20年。その間秋田関連の歴史でもその見方が大きく変わると云うことがいくつかあったようです。開所すぐにニュースになったのは、横手市の大鳥井遺跡(城柵)から出土品があり、時代背景が証明されたことなどがありました。このため、何でもかんでも本を読めばよいと云う訳にはいかず、その本(文章)がいつ書かれたかを把握したうえで読む必要があるようです。
過去に続縄文時代について触れたことがありました、それと同様で今回も学生時代に勉強した歴史の話とは、だいぶ違う話が多く、読んでいて面白くなってきました。
時々
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