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医師主導治験支援システム、本格稼働

2017年02月26日 18時55分49秒 | 医療情報
医師主導治験支援システム、本格稼働
富士通、国がんで安全性情報の迅速な収集・伝達可能に
化学工業日報2017年2月24日 (金)配信 投薬に関わる問題

 富士通の医師主導治験支援システムが、国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)で本格稼働を開始した。各治験施設で発生した重篤な有害事象などの安全性情報を関係者間で迅速に収集・伝達できるようになり、伝達事項の受領記録や質疑応答履歴、責任医師の判断結果などの一元管理が可能になる。安全性情報を含む約100種類の治験関連文書を電子保管し一覧化できるほか、電子署名による文書承認のワークフローをシステム上で実行できる。
 本格稼働を開始したのは、「FUJITSUライフサイエンスソリューション ティーエスクリニカル ディーディーワークス21」シリーズの治験薬の安全性情報の収集・伝達を管理する「エヌエスエーディーアール」と治験関連文書を管理する「ティーエムエフ」。
 治験業務では、各治験施設で発生した重篤な有害事象や、治験薬提供元の製薬会社からもたらされる海外の副作用情報などを迅速に収集して、治験を進める関係者に伝達することで、被験者の安全を確保する必要がある。
 国立がん研究センター東病院は「エヌエスエーディーアール」を導入することで、従来の文書・メール伝達による共有から、システム上で受領確認や質疑応答のやりとり、責任医師の判断にいたる一連の流れを管理できるようになる。
 治験では安全性情報を含めて100種類近くの文書を作成するが、「ティーエムエフ」の導入により、治験関連文書を電子保管し、自動で一覧化できる。従来は関係者の承認を得るために、プリントアウトした紙文書を回送していたが、ワークフローと電子署名が可能になる。
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通院せずに眼科検査可能に

2017年02月26日 18時49分30秒 | 医療情報
通院せずに眼科検査可能に
窪田製薬米子会社、遠隔診断システム開発へ
化学工業日報2017年2月24日 (金)配信 眼科疾患その他

 窪田製薬ホールディングス(HD)の100%子会社の米アキュセラが、在宅眼科医療システムの開発に着手した。網膜の断面の構造を見ることができる光干渉断層計(OCT)を含む小型デバイスなどで構成、検査結果解析のためのソフトウエアやクラウドサービス機能などを搭載する予定。モバイルヘルスを含む在宅・遠隔医療分野での需要を見込み開発するもので、同社医療機器開発の第1弾となる見通し。
 今回開発に着手した「Patient Based Ophthalmology Suite(PBOS)」は、在宅眼科医療機器ソリューションの一つ。ウェット型加齢黄斑変性や糖尿病黄斑浮腫をはじめ、網膜血管新生による眼疾患の治療中および治療後の病変と経過のモニタリングを提供する予定。患者が通院しなくても網膜の解剖学的構造や視力の変化といった病変の経過を医師が遠隔で診断できるシステムを確立することで、個々の患者にあった眼科治療を実現し、治療の遅れによる視力低下を防ぐことを目的としている。
 PBOSは患者自身で検査を行うための超小型OCT機能を含む小型ハンドヘルドデバイスや、クラウドにデータをアップロードするためのネットワーク機能、検査結果を解析するソフトウエアのほか、医師および医療機関が解析されたデータにアクセスするクラウドサービスで構成される予定。
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疼痛治療剤リリカのOD錠承認

2017年02月26日 16時40分27秒 | 医療情報
疼痛治療剤リリカのOD錠承認
ファイザー、エーザイと共同プロモーション予定
化学工業日報2017年2月24日 (金)配信 内分泌・代謝疾患整形外科疾患脳神経外科疾患投薬に関わる問題その他

 ファイザー日本法人はこのほど、疼痛治療剤「リリカ カプセル」(一般名・プレガバリン)の剤形追加品として口腔内崩壊錠(OD錠)である「リリカOD錠25mg・同75mg・同150mg」の製造販売承認を取得したと発表した。リリカ カプセルと同様にエーザイと共同プロモーションを行う予定。
 リリカOD錠は、口腔内の唾液で速やかに崩壊して、高齢の患者でも服用しやすい。リリカの適応症の一つである神経障害性疼痛は、さまざまな原因により神経が圧迫して障害されることで生じる。
 代表的な疾患として帯状疱疹後神経痛や糖尿病性神経障害にともなう痛み、坐骨神経痛、脊髄損傷後疼痛などがある。これらの疾患には高齢患者も多く、OD錠の上市によって服用時の利便性向上が期待できる。
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噴水の水で女児が会陰部外傷

2017年02月26日 16時38分49秒 | 医療情報
噴水の水で女児が会陰部外傷
日本小児科学会「性虐待との鑑別が必要」
日本小児科学会2017年2月16日 (木)配信 小児科疾患産婦人科疾患救急

 日本小児科学会はこのほど、女児の会陰部外傷が報告されているとして、噴水の水が直撃して流血したケースなど3つの事例をInjury Alert(傷害速報)で公表した。会陰部外傷は将来的に妊孕性へ影響を及ぼす可能性があるため、初期対応や傷害予防は特に重要とされる。同学会こどもの生活改善委員会では、会陰部外傷の患者は受傷の数日後に受診することも多いことから、性虐待との鑑別が必要だが、今回のような事例があることを小児科医は知っておくべきとしている。
 今回公表された事例は、4歳女児が公園の噴水をまたいでいたところ、水が噴出され外陰部を直撃、流血し止血困難のため救急搬送された。後腟円蓋からの動脈性出血を認めて止血。経過観察のうえ、出血を認めず全身状態も良好であることから退院となった。
 別の事例では、3歳の女児が浴室で遊んでいたところ手桶の柄の部分が陰部にぶつかり出血、近医小児科を受診し会陰部外傷と診断され、止血目的で産婦人科へ紹介となった。処女膜輪損傷、右小陰唇内側裂傷の診断で圧迫止血し経過観察入院。再出血がなく排泄に問題がないことを確認のうえ退院したという。このほかに、6歳女児が、プールでジャグジーからのジェット水流直撃により受傷した事例も報告されている。
 女児の会陰部外傷は、小児の陰部外傷では最多という。製品にまたがった状態で会陰部を受傷する「またがり外傷」が最も多く、原因となる製品では自転車や家具が多いという。また、処女膜損傷や腟外傷は、成人だけでなく小児においても性虐待を想起する所見だが、ジェット水流も原因となる。日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会は、噴水やジェット水流などは、最初に噴出する水圧を下げる必要があること、浴室内で使用される製品については、転倒してぶつかったときに刺さりにくい構造にしておく必要があると指摘している。
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庭わるさ

2017年02月26日 16時28分21秒 | 草花
今日は薄晴れ
庭の草退治
そして、アシュガを移植する。
日本名で西洋十二単とか
すごく繁殖がいいから
雑草畑のススキを生やさないための試作
別場所にはサクラソウの繁殖力と年中葉が枯れないかわいいのも移植する。
2時間楽しんだ。
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「首刺され、口の中に血の味」 小金井刺傷・陳述全文

2017年02月26日 09時13分03秒 | 
「首刺され、口の中に血の味」 小金井刺傷・陳述全文
2017年2月24日 (金)配信朝日新聞

 東京都小金井市で昨年5月、音楽活動をしていた冨田真由さん(21)が刺されて重傷を負った事件の裁判員裁判で、冨田さんが23日に読み上げた意見陳述書の全文は以下の通り。途中で岩埼(いわざき)友宏被告(28)が不規則発言を繰り返し退廷を命じられた後は、検察官が代読した。
     ◇
 犯人からのSNSへの書き込みは3年前の6月に始まりました。犯人がライブ会場に来て、「結婚してください」、「じゃあ、友達になってください」としつこく言ってきたあたりから、犯人の書き込みも意識するようになり、それからは、去年の5月21日に事件が起こるまで、不安や恐怖が無くなることは一度もありませんでした。特に、生き死にに関する書き込みが1日に何件もくるようになったことや、1月17日のライブ終了後にしつこく付きまとわれたことなどがきっかけで、さらに不安や恐怖を大きく感じるようになっていました。こういった犯人の姿は、ファンではなく完全にストーカーそのものでした。
     ◇
 5月21日、犯人に待ち伏せをされ、後を追いかけられて、最後には殺されそうになりました。犯人は、私に無視されたから刺したと言っているようですが、追いかけられている間、私は、「急いでいる」、「リハーサルがある」と言って、何度も断りました。しかし、犯人は、私のそういった言葉には全く耳をかさず、後をついてきました。私の事情は、犯人にとって、どうでもいいという感じでした。
     ◇
 意識を失って、次に病院で目が覚めたとき、すぐに何があったのかは理解できました。そして、それと同時に、事件の記憶がひとつひとつ蘇ってきました。刺されたところが一気に熱くなったこと、首を思いっきり刺されて口の中にも血の味が広がったこと、犯人が恐ろしい形相で私を刺してきたこと、刃物の形、床が血の海に見えたほど自分の身体からたくさんの血が流れ出ていたこと、そこに倒れたこと、犯人に対して足で抵抗しようともがいたことを、はっきりと覚えています。その恐怖は、今でも忘れ
ることができません。事件の後からは、今まで感じていたものよりも、はるかに大きい不安や恐怖を感じています。
     ◇
 入院中は、他の患者さんとすれ違うことも、病室にお医者さんや看護師さんが入ってくることも怖かったです。傷の処置のために使われているハサミは、見るたびに刺されるかもしれないとビクビクしていました。お見舞いに来てくれる人に対しても、私を殺しに来たんじゃないかと思い、その不安から気が休まることはありませんでした。退院した後も、そういった気持ちが変わることはありません。
     ◇
 事件の日から、本当に全てが変わってしまいました。家族と過ごしていた時間、友人と他愛もない話をして笑っていた時間、大学で大好きな勉強をすること、大好きな音楽やお芝居をすること。今まで大切に積み重ねてきたものや時間の全てが、一瞬で奪われてしまいました。普通に過ごしていたはずだった毎日を返してほしい。犯人の身勝手な行動のせいで失ったものは数えきれません。
 傷のない身体も失ったものの一つです。傷のない、元の身体を返してほしい。犯人は何ひとつ傷ついていないのに、私だけが身体にも心にもこんなに多くの傷を負って、これから先も痛みに耐えて生きていかなければならないと思うと、悔しいし、許せません。傷を保護するテープを毎日張り替えているため、毎日傷付けられた身体を見なければなりません。その度に、SNSで執拗な嫌がらせをされたことや事件の日のことが思い出されてしまい、何でこんなことになってしまったのかと何度も何度も苦しくなります。
 外出したくても、事件で刺されて殺されそうになったときの光景を思い出してしまい、ほとんど外出することができません。
 眠ろうとしているときも、事件の日のことが頭の中で何度もリピートされたり、眠れたとしても、犯人が夢に出てきて、また私を殺そうとしてくるので、すぐに目が覚めてしまい、ほとんど眠ることもできません。
     ◇
 今でも、毎日リハビリを続けていますが、思うように身体が動きません。大好きだった歌うことも、食べることも、口に麻痺が残っていて苦痛になっています。大好きだったギターも、ほとんど弾くことができません。視力が低下していたり、視野が狭くなっていたり、常に行動に制限が出ています。そのため、少し歩いたら物や人にぶつかりそうになります。右足の親指にも麻痺が残っていて、家の中でさえすぐにつまづいてしまいます。「どうして当たり前にできていたことができないの」と悔しくてたまりません。
 私の身体をこんなにめちゃくちゃにした犯人に腹立たしさを感じて、頭がおかしくなるんじゃないかと思うくらい悔しくて、毎日気がつけば泣いています。
     ◇
 犯人や犯人の家族からも、裁判の日まで謝罪の言葉は一切ありませんでした。裁判で、「申し訳ないとは思っています」という言葉は口にしたようですが、自分の罪を軽くするために言っているようにしか聞こえず、全く心に響きませんでした。私や私の家族が今日までどんなに苦しい気持ちで過ごしてきたのか、わかりますか。犯人も犯人を育てた両親も、犯人に関わるもの全てを許すことができません。
 犯人は、私の調書を法廷で読み上げてもらっている間、笑っていたようですが、こんな事件を起こしておいて、どうして笑うことができるのか、理解できません。全く反省していないんだと思いました。今、私が意見陳述をしている間も、きっと心の中では笑っていて、反省はひとつもしていないと思います。犯人はまた絶対に同じことをする。また犠牲になる人が絶対にいる。こんな人を野放しにしてはいけない。
 《岩埼被告が「じゃあ殺せよ!」と怒鳴り、阿部浩巳裁判長が「発言をやめなさい」と注意》
 絶対に許してはいけない。一方的に感情を抱き、思い通りにならなければ、人を殺そうとする人です。私を恨んで、今度こそ私を殺しに来るかもしれないし、
 《岩埼被告が「殺さない!」「殺すわけがないだろ!」と怒鳴り、阿部裁判長が退廷を命じる。以下、検察官が代読》
 私の家族や友人にも危害が加えられるかもしれません。
 もうこの世の中に出てきて欲しくない。今すぐに消えて欲しいです。それが叶わないならば、一生刑務所にいて欲しい。そうでないと、安心して生活できません。
     ◇
 いろいろな方に助けていただいた命なので、しっかりと生きていかなければいけないと思っています。しかし、生きていてよかったと思う気持ちと、傷だらけの自分の姿や麻痺の残った口を見て苦しくなる気持ちが毎日繰り返されます。
 傷ついているのは私だけではありません。家族も同じです。事件以降は、もう一生分くらい苦しんでいますが、その苦しみは今も続いています。犯人の身勝手な言葉や行動に、私も家族も毎日のように悩まされてきました。裁判官や裁判員の方々には、私や家族がどんな思いで過ごしてきたのか、私が今後、後遺症を抱えてどんな生活をしていかなければならないのか、ということも理解してもらいたいです。
     ◇
 今までの判決がこうだから、前例がないから、という理由では判断しないで下さい。
 今後同じような事件が二度と起きないように、私みたいに苦しむ人がいなくなるように、この事件で厳しい判決を出していただきたいです。
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(患者を生きる:3248)依存症 ギャンブル:5 情報編 自助グループ参加、有効

2017年02月26日 09時07分41秒 | 医療情報
(患者を生きる:3248)依存症 ギャンブル:5 情報編 自助グループ参加、有効
2017年2月24日 (金)配信朝日新聞

 ギャンブル依存症はパチンコや競馬、宝くじなどの賭け事にのめり込み、多額の借金を抱えてもやめられない状態になる。厚生労働省研究班の調査(2014年)では、日本での有病率は男性8・7%、女性が1・8%で、推定約536万人。ギャンブル依存症に特有な行動を示した項目で、一定数以上当てはまると診断される。
 通谷(とおりたに)メンタルクリニック(福岡県中間市)の森山成彬院長は、15年5月までの1年10カ月間にクリニックを受診したギャンブル依存症患者100人(男性88人、女性12人)の実態を調べた。
 平均開始年齢は男性が18・5歳、女性は28・4歳。費やした平均額は男性で1290万円、女性で680万円に上る。利用したのは「パチンコ・スロット」に絡むものが大半で98人。20人がアルコール依存を併発、8人がうつ状態だった。「全国に1万1千もパチンコ店があり、簡単に始められる環境が、膨大な数の患者を生み出している」と森山さんは話す。
 機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)で患者の脳を分析した京都大などの研究では、一般人の脳と比べ、日常の娯楽などへの反応が低下する半面、ギャンブルに関連した音や光には強く反応するよう変化していることが示された。森田展彰(もりたのぶあき)・筑波大准教授(精神医学)は「意志が弱いためにやめられないという偏見が根強いが、やめられないのは、脳の変化を引き起こしているためだ」と話す。
 治療では、一発逆転で取り戻せるといった思い込みやこだわりなどを見直していく認知行動療法が一般的に用いられる。ギャンブルから離れた生活がいいと段階的に実感できるよう導く。ただ、専門の医療機関が少ないのが課題だ。
 「ギャンブラーズ・アノニマス」を始めとする、自助グループへの参加も回復に有効とされる。依存症による借金や、うそなどで傷ついた家族向けに「ギャマノン」などの自助グループもある。森田さんは「患者は対人関係が苦手で、ギャンブルでストレスを埋める傾向がある。医療機関より敷居が低い自助グループで、仲間の経験に耳を傾け、自分が抱えるしんどさを話せる居場所にすることで、再発の防止につなげることができる」と話す。(錦光山雅子)
 ■ご意見・体験は、氏名と連絡先を明記のうえ、iryo-k@asahi.comへお寄せください。
     *
 「患者を生きる」は、有料の医療サイト・アピタル(http://www.asahi.com/apital/)で、まとめて読めます。
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トランプ氏「偽ニュースと戦う」 批判メディア閉め出し

2017年02月26日 08時54分16秒 | 行政
トランプ氏「偽ニュースと戦う」 批判メディア閉め出し
ワシントン=五十嵐大介、杉山正
2017年2月26日05時01分
トランプ氏、メディアを選別
保守政治行動会議でスピーチするトランプ大統領=24日、メリーランド州オクソンヒル、ランハム裕子撮影

 トランプ米政権が24日、政権に批判的な報道機関を取材の場から閉め出し、好意的とみられるメディアだけを選んで取材に応じた。背景にはロシアとの疑惑をめぐる報道への反発がありそうだ。異例の事態に報道側は猛反発。政権側も対決姿勢を鮮明にしており、対立はさらに深まりそうだ。
特集:トランプ米大統領
 「我々は偽ニュースと戦っている。彼らは国民の敵だ」。トランプ氏は24日、保守派の集会で演説し、冒頭の10分間以上にわたり報道機関を批判した。
 「彼らは情報源の名前を書くべきだ」と話し、匿名の情報源に基づく記事を批判。「私以上に(言論の自由を規定する)憲法修正第1条を愛している人間はいない」としたうえで、「我々にも偽ニュースを強く批判する権利がある。何らかの対応を取る」と訴えた。
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(滋賀)緩和ケアは概念 ご近所のお医者さん 医事雑感

2017年02月26日 07時08分25秒 | 
(滋賀)緩和ケアは概念 ご近所のお医者さん 医事雑感
2017年2月22日 (水)配信毎日新聞社

 ◇見えずとも命支える 堀泰祐さん(県立成人病センター緩和ケアセンター長)
 緩和ケアと聞くと、ホスピスや緩和ケア病棟あるいは終末期医療をイメージする人が少なくないようです。先日も、ある患者さんから「緩和ケアを勧められて、死刑宣告を受けたように思った」と言われました。
 世界保健機関(WHO、2003年)の定義によれば、「緩和ケアとは、生命を脅かす疾患を持つ患者の心と身体の苦痛を緩和して、QOL(生命・生活の質)を改善すること」とされます。
 医療者ならずとも、人はみな苦しむ人を助けたいと思います。緩和ケアの根底にあるのは、病気で苦しむ人の力になりたいという気持ちです。
 がんなどの重篤な病気の患者さんの多くは、さまざまな苦痛を経験します。痛みや息苦しさなどの身体的苦痛に対しては、医療用麻薬などの薬剤やケアで緩和することができます。不安や抑うつなど、精神的な苦痛には心理的なサポートや薬剤が有効です。
 患者さんを支えるのは、医学や看護学の知識や技術を使った医療的な対応だけではありません。ソーシャルワーカーは、がんによって生じる社会的な問題に対応します。そして、何より愛する家族の存在は、病気に立ち向かう大きな力になります。緩和ケアは誰にでも実践できる、といっても過言ではありません。
 サン・テグジュペリの書いた「星の王子さま」の中に「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」という、私の大好きな言葉があります。
 私たちが生きてゆく上で本当に大切なのは、お金や財産など目に見える物ではありません。愛や信頼、希望や信仰というような目に見えない、心の中だけにある概念が、いのちを支えているのだと思います。
 緩和ケアというのも、ホスピスや緩和ケア病棟といった目に見えるものではありません。緩和ケアは一つの概念、考え方、アイデアであって、物ではないのです。
 人々の苦しみから目をそらすことなく向き合って、できる限りの援助を行うことが緩和ケアであると思います。そう考えると、緩和ケアは医療の根本ともいえるのです。
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(1分で知る)におい:4 がんを嗅ぎ分ける線虫

2017年02月26日 00時50分01秒 | 医療情報
(1分で知る)におい:4 がんを嗅ぎ分ける線虫
2017年2月22日 (水)配信朝日新聞

 体長1ミリの実験動物「線虫」を使って、がんを嗅ぎ分ける研究が進んでいる。
 線虫が持つ嗅覚(きゅうかく)センサーの種類は、犬よりも多いと言われ、よりたくさんのにおいを嗅ぎ分けられる。50~100匹の線虫を容器の中央に置き、近くに人の尿を一滴垂らす。がん患者の尿だと近づいていくが、健康な人だと離れていく。線虫の嗅覚神経を壊すと、この行動は見られなかった。
 実験では、がん患者24人のうち23人(96%)を陽性、健康な人218人のうち207人(95%)を陰性と判断できた。同じがん患者を既存の腫瘍(しゅよう)マーカーで調べると、陽性と判断できたのは20%前後だった。
 2015年に論文を発表した九州大助教の広津崇亮(たかあき)さんは「がん細胞が出す微量な化学物質をエサの大腸菌のにおいと勘違いしている可能性がある」と話す。今のところ、がんの有無しか区別できないが、大腸がんや胃がんなど、がんの種類を嗅ぎ分けられる線虫も開発中という。
 線虫は4日で世代交代し、安くて扱いやすい。3年後の実用化を目指して臨床研究が進んでいる。実用化すれば、がん検診の負担を大幅に減らせるかもしれない。
 (石倉徹也)
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認知症は絶望じゃない 診断後もツッコミ笑う母娘、描く 映画「話す犬を、放す」監督に聞く

2017年02月26日 00時47分01秒 | テレビ映画
認知症は絶望じゃない 診断後もツッコミ笑う母娘、描く 映画「話す犬を、放す」監督に聞く
2017年2月24日 (金)配信朝日新聞

 映画「話す犬を、放す」が3月11日から公開されます。クスッと笑えるコメディーの題材は、レビー小体型認知症。母親がこの病気という熊谷まどか監督(48)が、作品に込めた思いとは――。
 主人公は、40歳を過ぎてもパッとしない女優、下村レイコ(つみきみほ)。
 ある日、離れて暮らす母親のユキエ(田島令子)が電話で奇妙なことを言う。「チロがね、最近ときどき帰ってくるのよ」。ずっと前に死んだ愛犬が見えるというユキエは「レビー小体型認知症」と診断され、娘と母の物語が始まる。
 作品には、実際にはいないものが見える「幻視」が描かれる。認知症のひとつのタイプとされるレビー小体型認知症に特徴的な症状だ。2015年にこの病気と診断された熊谷監督の母親(82)が見たという幻視も出てくる。
 その一つが「フラダンスを踊る人がいる」という幻視。ユキエはフラダンスなのに、腕を前に突き出してゆらゆらと動かす。レイコは「手は横だよ」とツッコミを入れて、ゲラゲラと笑い合う。
 題材は認知症。でも、全編に悲壮感が漂うわけではない。コミカルな描写が目立つ。熊谷監督は「自分の母を見ていても、すべてできなくなるわけではない。認知症イコール絶望的というイメージに違和感があった」と話す。
 認知症を題材に、人と人のつながりを描く作品だ。
 熊谷監督は、認知症と診断された後、母親との「つながり」を改めて感じることがあった。料理を作っていると「上手にできるわね」と母親に褒められた時のことだ。
 「私は、魔法みたいに段取り良く料理をする母の手を見て育った。母に褒められた時、私も同じように、いつの間にかできるようになっていたことに気づいた。私って、『母から出来ているんだなぁ』って感じられた」と熊谷監督。この作品でも、人が人から何かを受け継ぐような「つながり」を描く。
 10年以上、短編作品をつくってきた熊谷監督にとって初めての長編作品(84分)は、3月11日から有楽町スバル座(東京)、MOVIX川口(埼玉)、新所沢レッツシネパーク(同)、同25日からテアトル梅田(大阪)で公開される。
 (久永隆一)
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(ひと)鈴木豊次さん 高齢者の運転免許「卒業」を呼びかける漫談家

2017年02月26日 00時45分08秒 | 
(ひと)鈴木豊次さん 高齢者の運転免許「卒業」を呼びかける漫談家
2017年2月24日 (金)配信朝日新聞

 ハンドルさばきや判断力が低下したお年寄りに運転免許証からの「卒業」を訴える。
 毒舌である。「若い頃と違う。目は見えなくなり、手は震える、足はガタガタ――」。芸名は「塩之糀豊丸(しおのこうじとよまる)」。漫談家・綾小路きみまろさんのファンで、了解を得て5年前からこの名で活動する。
 26年間、自動車教習所の指導員を務めた。事故で亡くなる教え子もいた。自身も交通事故に巻き込まれ、一命を取り留めた。交通安全を訴えるのが使命と考え、2012年に活動を始めた。
 都内の高齢者施設や警察署で講演を続ける。ファンが集う「じいうばあの会」もできた。薄くなった自分の頭髪を見せながら「事故に遭っても、けが(毛が)なくてよかったねぇ」。時には「人生の終盤、事故の加害者になっていいんですか」と挑発するが、お年寄りも楽しそうだ。
 高齢者による交通死亡事故が近年目立つ。ただ、車を走らせて高度経済成長期を支え、家族の買い物や旅行で頑張ってきた皆さんだ。だから、「免許証を返納して」ではなく、「今までお疲れさま」という気持ちを伝え、卒業を促すという。
 活動は途上だ。「事故がなくなるまでステージに立ちます」と言いつつ、「お年寄りに今日話したって、明日には忘れちゃうでしょ」とちゃかす。これも塩之糀流だ。
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「殺意は投薬治療で抑制」 医師が証言、元名大生事件

2017年02月26日 00時42分13秒 | 地域
「殺意は投薬治療で抑制」 医師が証言、元名大生事件
2017年2月24日 (金)配信共同通信社

 殺人や殺人未遂などの罪に問われた名古屋大の元女子学生(21)の裁判員裁判公判が名古屋地裁で23日午後も続き、起訴後に地裁の嘱託を受け精神鑑定を行った医師が「被告には、自分の意思を無視して殺人衝動が湧き上がる傾向があるが、鑑定中に始めた投薬治療で抑制された」と証言した。弁護側の証人として出廷した。
 医師の証言によると、元女子学生は鑑定当初、障害があると指摘されることに不快感を覚えていたが、治療を進め「他の人と異なることに違和感を覚えるようになった」と明らかにした。だが「治療を繰り返さないと元に戻ってしまう可能性がある」とも強調した。
 また地裁はこの医師を含め、これまでに出廷した鑑定医3人に対し同時に証人尋問も実施。3人に元女子学生に発達障害や双極性障害(そううつ病)があったとする点で違いはなかったが、犯行時のそう状態の程度を巡り、評価が分かれた。
 これまでの公判で、弁護側は重篤な精神障害を理由に無罪を主張。検察側は障害の影響は限定的だったと主張している。
 起訴状によると、19歳だった2014年12月、名古屋市の自宅アパートで無職森外茂子(もり・ともこ)さん=当時(77)=を殺害したほか、12年5~7月、仙台市で同級生ら2人に飲み物に混ぜた劇物の硫酸タリウムを飲ませ、殺害しようとしたとしている。
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教員自殺、公務が原因 一審に続き認定 東京高裁

2017年02月26日 00時38分27秒 | 地域
教員自殺、公務が原因 一審に続き認定 東京高裁
2017年2月24日 (金)配信朝日新聞

 東京都西東京市の市立小学校で2006年、新任の女性教諭(当時25)が自殺したことをめぐり、両親が地方公務員災害補償基金に対し、公務災害と認めなかった処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(後藤博裁判長)は23日、一審に続いて「自殺は公務が原因」と認め、処分を取り消した。
 判決によると、女性は同年4月に着任。2年生の学級担任になったが、保護者からのクレームなどへの対応が相次ぎ、7月にうつ病と診断された。10月に自殺を図り、約2カ月後に死亡した。同基金が自殺と公務との因果関係を認めなかったため、両親が提訴した。
 判決は「上司からの手厚い指導が必要だったのに、その形跡はない」と述べ、女性への支援が不足していたことを指摘。校外の初任者研修で指導担当者が「病休・欠勤は給料泥棒」と発言したことなども認め、「業務による強いストレスがあった」とした。
 判決後に会見した父親(68)は「次世代を育てるという教育の場が正常化されることを願っています」と話した。
 文部科学省によると、教員が精神疾患を理由に休職するケースは毎年5千人前後に上っている。15年度は5009人で、病気休職者の約6割を占めた。00年度は2千人ほどだったがその後急増し、08年度には5千人を超えて「高止まり」が続いているという。(塩入彩)
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