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森友学園の教育、野党が違法性指摘 首相も不適切と答弁

2017年02月28日 07時25分40秒 | 地域
森友学園の教育、野党が違法性指摘 首相も不適切と答弁
水沢健一、石原孝
2017年2月27日21時47分
【動画】森友学園が運営する幼稚園の運動会で、園児たちが「安倍首相がんばれ」と連呼

 国有地の売却の経緯をめぐり、国会で疑念が指摘されている学校法人「森友学園」(大阪市)が運営する幼稚園の教育内容について、野党が27日の衆院予算委員会で問題視した。朝日新聞が入手した映像には、園児が運動会の選手宣誓の際、「安倍首相がんばれ」などと連呼する様子が映っていた。野党は教育基本法が禁じる「政治的活動」にあたるなどと批判。安倍晋三首相も不適切との認識を示し、大阪府教育庁は文部科学省に同法に触れるかどうか確認している。
 森友学園が大阪市内で運営する幼稚園の2015年秋の運動会の映像によると、代表の園児4人が選手宣誓で、父母らに「褒めていただけるよう全力を尽くします」と声を上げた後、「日本を悪者として扱っている中国、韓国が心改め、歴史教科書でうそを教えないよう、お願いいたします。安倍首相がんばれ、安倍首相がんばれ。安保法制国会通過よかったです」と言っている。
 別の映像によると、その前年度に開かれた運動会でも、園児が「安倍首相がんばれ」などと宣誓。複数の保護者によると、園児らは職員らから指導を受け、練習していたという。
 27日の衆院予算委員会では、野党議員がこうした点を問題にした。
 「これは明らかに度を超えている」。民進党の大西健介氏は15年秋の宣誓の場面について、こう指摘した。



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