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穏やかな日々を

蓮舫氏、戸籍情報開示の意向表明 影響に懸念・批判も

2017年07月17日 23時18分17秒 | 行政
蓮舫氏、戸籍情報開示の意向表明 影響に懸念・批判も
中崎太郎
2017年7月13日19時28分
記者会見で質問に答える民進党の蓮舫代表=13日午後3時11分、国会内、岩下毅撮影

 民進党の蓮舫代表は13日の記者会見で、台湾籍を離脱したことを証明する戸籍情報を18日に開示する意向を表明した。具体的な示し方は検討中としている。東京都議選の敗北で党内の一部から再燃した「二重国籍」批判を沈静化させるねらいだが、出自にかかわる個人情報の開示がもたらす社会への影響を懸念した批判の声が出ている。
 蓮舫氏は、台湾籍の父と日本籍の母との間に日本で生まれた。昨年9月の代表選で「二重国籍」との批判がネットを中心に広がり、自身の説明が二転三転。台湾籍離脱の手続きをとり、10月に戸籍法に基づく日本国籍の選択宣言をしたと記者団に説明した。
 蓮舫氏は13日の会見で「私自身の二転三転した説明に若干の曇りがあるという疑念が残っているのであれば、それは明確にしたい」と情報開示の理由を説明。「すでに台湾の籍を有していないことがわかる部分をお伝えする」として、戸籍謄本をすべて公表するのではなく、開示の仕方は検討中であるとした。
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政治家、なぜ「誤解」連発 二重の意味で不誠実、批判も

2017年07月17日 23時15分49秒 | 行政
政治家、なぜ「誤解」連発 二重の意味で不誠実、批判も
田玉恵美
2017年7月14日04時58分

 政治家は失言すると、たびたび「誤解を招きかねない発言だった」などと釈明する。最近では、東京都議選の演説での発言を問題視された稲田朋美防衛相が、記者会見で30回以上「誤解」を連発した。聞く方のせいなのか、開き直っているのか、けむに巻こうとしているのか。政治家の言葉は頻繁に「誤解」されるほど軽くないはずだが――。(田玉恵美)
「誤解」受け手が悪いのか 食い下がる記者に稲田氏は…
 稲田氏は6月27日、東京都議選の応援演説で、自民候補について「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」などと述べた。自衛隊や防衛省を政治利用していると批判されると、夜になって記者会見し、「誤解を招きかねない発言だった」として発言を撤回した。30日の記者会見でも「防衛省、自衛隊、防衛大臣としてお願いしているんじゃないかという誤解を招きかねない。自民党として応援しているという真意について誤解を招きかねない」などと弁明した。
 国語辞典編纂(へんさん)者の飯間浩明さんは「稲田氏は『誤解』の意味を誤解している」と指摘する。三省堂国語辞典によると、「誤解」とは「まちがえてちがった意味に受けとること」。飯間さんは、メガネ屋で店員から「ムショクですね」と言われた客が、「俺は公務員だ!」と怒った場合を例に挙げる。「無色」のレンズでいいか確認したいという真意が、間違って客に「無職」と伝わってしまった。飯間さんは「この例のように真意を納得させられないのに、誤解と言ってはいけない」という。
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モスルの子供たちの視力、日本が支え 眼鏡を無償提供

2017年07月17日 22時56分25秒 | 行政
モスルの子供たちの視力、日本が支え 眼鏡を無償提供
アルビル〈イラク北部〉=其山史晃
2017年7月17日05時05分
避難民キャンプで、眼鏡をつくるため視力検査をする少女=イラク北部アルビル近郊、杉本康弘撮影

 イラク北部モスルで過激派組織「イスラム国」(IS)の支配から逃れた子どもたちが、日本の支援で眼鏡の提供を受けている。周辺では同様の事業はなく、モスルの子どもたちの視力を支えている。
 モスルなどからの避難民が集まる北部アルビル近郊のデバガキャンプのプレハブの前に12日、約20人の子どもが目の検査を受けるために並んでいた。国際移住機関(IOM)が主導する事業で、検査機器は日本政府が支援し、眼鏡のレンズとフレームを富士メガネ(本社・札幌市)が無償で提供している。検査を終えた子どもたちは、様々なデザインのフレームを楽しそうに選んでいた。
 対象は周辺に住む避難民で、昨年5月の事業開始から配られた1600本以上の大部分が子どもに提供された。昨年8月にモスルから避難してきたムハンマド・ナワフさん(8)は、乱視でもともとかけていた眼鏡が壊れ、本を読むのも難しかったという。「眼鏡をもらい、よく見えるようになった。一生懸命勉強して、眼科医になりたい」と夢を膨らませる。
 事業を担う眼科医ドレア・アフメドさんは「家や財産を失い、食べ物にも困る避難民にとって、子どもの目は二の次になりがち。支援で多くの子どもが救われている」と話す。
 富士メガネは1983年から海外の難民らに眼鏡を贈る活動に取り組んできた。戦後にサハリン(樺太)から引き揚げた経験を持つ金井昭雄会長(74)は「視力補正は、時に人生を大きく左右する力がある。支援を続けていきたい」としている。(アルビル〈イラク北部〉=其山史晃)
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