日々

穏やかな日々を

仏のコロナ死者、365人増 16歳少女も

2020年03月29日 23時03分55秒 | ウイルス
仏のコロナ死者、365人増 16歳少女も
2020年3月27日 (金)配信AFPBB News

仏コルマールにある病院の救命救急病棟で休憩をとる医療従事者(2020年3月26日撮影)。(c)SEBASTIEN BOZON / AFP

【AFP=時事】フランス当局は26日、新型コロナウイルス感染により過去24時間で死亡した人の数が過去最多の365人となったと発表した。新たな死者には16歳の少女も含まれる。
 仏保健当局トップのジェローム・サロモン(Jerome Salomon)氏は記者会見で、これまでに病院で死亡した人の数は1696人となったと発表。これには自宅や老人ホームで死亡した人は含まれていないと強調した。
 サロモン氏によると、検査で陽性反応が出た人の数は2万9155人だが、検査は高リスク患者にのみ行われているため、実際の感染者数はこれよりもはるかに多いとみられる。
 サロモン氏は、16歳の少女は首都パリとその周辺を含むイルドフランス(Ile-de-France)地域圏で亡くなったと述べたが、それ以上の詳細については公表を控え、「若者の重症例は非常にまれだ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ、新型ウイルス検査を強化 週に50万件

2020年03月29日 22時43分48秒 | ウイルス
ドイツ、新型ウイルス検査を強化 週に50万件
2020年3月27日 (金)配信AFPBB News

ドイツ・ドルトムントで、新型コロナウイルス検査を待つ人々(2020年3月16日撮影、資料写真)。(c)Ina FASSBENDER / AFP

【AFP=時事】ドイツでは、新型コロナウイルス検査の実施数を増やし、現在では週に50万件実施していると、ウイルス学者が26日、明らかにした。検査の強化が、同国で新型ウイルスによる死者数が比較的少ない要因の一つという見方を示している。
 首都ベルリンにあるシャリテ大学病院(Charite University Hospital)のウイルス学研究所のクリスチャン・ドロステン(Christian Drosten)所長は、「ドイツで感染者に比して死者がここまで少ないのは、診断検査を非常に大規模に実施している事実によって説明し得る」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

比、新型コロナで医師9人死亡 病院は飽和状態

2020年03月29日 22時40分56秒 | ウイルス
比、新型コロナで医師9人死亡 病院は飽和状態
2020年3月27日 (金)配信AFPBB News

フィリピンの首都マニラの公立病院の前で医療従事者と患者の安全を訴えるプラカードを持つ人(2020年2月7日撮影、資料写真)。(c)Ted ALJIBE / AFP

【AFP=時事】フィリピン医師会(Philippine Medical Association)は26日、新型コロナウイルスにより医師9人が死亡したと明らかにした。フィリピンでは感染者の急増に医療現場が対応できておらず、最前線の職員らからは保護装備の不足を訴える声が上がっている。
 フィリピンの新型コロナウイルスによる死者はこれまでに38人確認されているが、医師9人の死亡により、同国の医療危機は伝えられるものよりはるかに深刻なのではないかと懸念が高まっている。
 約5500万人が暮らすフィリピン最大の島、ルソン(Luzon)島では都市封鎖が2週目に突入しているが、感染者は急増していると医療関係者らは警告している。
 フィリピン医師会は、医療従事者が十分な保護を受けていないと指摘している。ベニート・アティエンザ(Benito Atienza)副会長はAFPの取材に対し、「私であれば最前線で働く人間をまず最初に検査し、1週間後にまた検査をするだろう。医師自身がキャリアーになることもあり得る」と述べた。
 首都マニラの3つの病院は25日、収容能力が限界に達したため、これ以上の新規感染者は受け入れられないと発表。病院によると、数百人単位の職員がウイルスにさらされた疑いがあり、14日間の自主隔離に入っているため勤務が不可能な状態だという。
 フィリピンで検査が行われた人の数は、24日の時点で2000人以下にとどまっている。検査の対象となったのは重い症状のある人、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響を最も受けやすい高齢者や命に関わる既往症のある人、妊婦などだった。【翻訳編集】 AFPBB News
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型コロナ封じ込めには大規模な抗体検査が必要、英研究チーム

2020年03月29日 22時36分01秒 | ウイルス
新型コロナ封じ込めには大規模な抗体検査が必要、英研究チーム
2020年3月27日 (金)配信AFPBB News

英政府の外出禁止令を受け、人影の消えた英ロンドン中心部(2020年3月25日撮影)。(c)Tolga Akmen / AFP

【AFP=時事】英国の総人口の過半数がすでに新型コロナウイルスに感染している恐れがあるとの衝撃的な見出しが先ごろメディアを賑わせたが、元となった論文を執筆した英オックスフォード大学(University of Oxford)のチームが25日、研究結果について、パンデミック(世界的な大流行)を封じ込めるためには広範な抗体検査が必要だと示すものだと語った。
 研究チームは、英国内で確認された感染者数と死者数に基づき、数理モデルを用いて推定感染率を調査した。仮定に基づいた複数の感染率を使って試算すると、英国とイタリアで新型ウイルスに感染しているが深刻な症状がないため検査対象とならない人の数には、大きなばらつきがみられた。 数理モデルを用いて、確認された英国内の感染者数と死者数に基づいた感染率を割り出した。
 これらの試算によって提示された可能性の一つが、今月19日の時点で英国の総人口の68%はすでに感染しているというものだった。まだ査読を受けていない段階のこの研究がメディアに取り上げられ、英人口の過半数が感染しているかもしれないと示唆する見出しとなった。
 この研究について、参加したオックスフォード大のポール・クレナーマン(Paul Klenerman)氏(免疫学・感染症研究)は、仮定に基づいて導き出される感染率にはばらつきがあることを明らかにし、大規模な血清検査の必要性を強調するのが目的だったとAFPに説明した。
 血清検査では、対象者の血中の抗体を検査し、特定のウイルスに感染し免疫を獲得しているかどうかを調べる。
「各国政府はこれに注目する必要がある。誰がウイルスに接触し、誰がしていないかの情報が得られれば、流行についてもっと理解を深めることができる」とクレナーマン氏は指摘。「大勢が接触しているかもしれないし、少数しか接触していないかもしれない。ただ、検査を始めるまでは分からない」と述べた。
 マット・ハンコック(Matt Hancock)英保健・社会福祉相は24日、英政府が新型ウイルスの抗体検査キット350万人分を発注したと発表した。英国では25日午前の時点で8000人以上の感染が確認され、死者は422人に上っている。【翻訳編集】 AFPBB News
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「においしない」は感染のサイン?藤浪投手に何が起きた

2020年03月29日 22時30分29秒 | ウイルス
「においしない」は感染のサイン?藤浪投手に何が起きた
2020年3月27日 (金)配信朝日新聞

 プロ野球阪神タイガースの藤浪晋太郎投手らが、新型コロナウイルスの検査で陽性が判明した。検査を受けるきっかけは、嗅覚(きゅうかく)の異常だったという。こうした例は多いのだろうか。においの感覚がおかしければ、すぐに感染を疑ったほうがいいのだろうか。
 球団によると、藤浪投手は24日に「コーヒーなどのにおいがしない」と球団トレーナーに訴え、25日に病院で感染の疑いを指摘された。その後、26日にPCR検査を受け、陽性だとわかったという。
 実は、海外の感染が拡大している国では、同様のケースがあるとして、専門家から指摘が出始めていた。
 米国の耳鼻咽喉(いんこう)科頭頸(とうけい)部外科学会は22日、「新型コロナウイルス感染の兆候として、嗅覚・味覚障害がみられるとする報告が、世界的に急増している」と指摘。「感染の可能性を調べる検査項目に加える」ことを提案している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医療機器介し接触感染か 大分、クラスター疑い

2020年03月29日 22時25分21秒 | ウイルス
医療機器介し接触感染か 大分、クラスター疑い
2020年3月27日 (金)配信共同通信社

 大分医療センター(大分市)で発生したとみられる新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)は、医療機器などを介した接触感染が原因になった可能性があることが27日、大分県への取材で分かった。県は厚生労働省のクラスター対策班と共に、感染経路の特定や対策の検討を急いでいる。
 県などによると、感染経路には、せきや会話で飛び散るしぶきによる飛沫(ひまつ)感染のほか、汚染された手などを介した接触感染が挙げられる。センターでは、医師や看護師らのマスクの着用は徹底されていた。そうしたことから、電子カルテの入力に使うタブレット端末などにウイルスが付着し、受け渡す際に感染が広がった可能性が浮上した。
 対策班の調査で、センターの院内感染は今月1日以降に始まったことが判明。転院先で感染が判明した患者らを含む関連の感染者は24人に上り、うち16人が同じ病棟内で働いたり、入院したりしていた。県は26日までに濃厚接触者ら計約1100人のPCR検査を終え、「他の医療機関へのクラスターの連鎖は起きていない」としている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「私たちが感染制御の鍵」 医学生、同世代に情報発信

2020年03月29日 22時18分44秒 | ウイルス
「私たちが感染制御の鍵」 医学生、同世代に情報発信
2020年3月27日 (金)配信共同通信社

 北海道大医学部の学生らが同世代の若者に向け、ホームページやツイッターを通じて新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための注意点などを分かりやすく発信する活動をしている。中心を担う医学部4年の朝倉利晃(あさくら・としあき)さん(22)は「私たち若者が感染制御の鍵と伝えたい」と意気込む。
 政府の専門家会議は重症化リスクの低い若者に外出を控えるなど注意を呼び掛ける。指導する玉腰暁子(たまこし・あきこ)医学部教授(公衆衛生学・疫学)が、こうした内容を広めるよう教え子に呼び掛けたのが活動のきっかけ。
 感染症について学んでいる朝倉さんが「自分以外に自信を持って発信できる人は少ない」と応じ、医学部の友人らに声を掛け15人前後を集めた。
 濃厚接触しないよう、無料通信アプリLINE(ライン)を介して、掲載する内容について意見を交換。誤った内容にならないよう玉腰教授の監修を受けた上で、2日に立ち上げたホームページ「No More Corona プロジェクト」やツイッターで発信を始めた。
 手洗いなどの基本的な感染対策や若者同士の接触を避ける意義などについて画像を使って分かりやすくなるよう心掛けた。ツイッターのフォロワーは千人を超え、広がりを見せる。
 朝倉さんは「医療崩壊を防ぐためには若者が意識を向上させることが大事。今後も継続して伝えていきたい」と話している
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内の桜

2020年03月29日 17時43分14秒 | 
内の桜
咲いたね!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レンギョウと落椿

2020年03月29日 17時38分58秒 | 草花
レンギョウと落椿





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医療者一丸で封じ込めを 北海道医療センター院長 菊地誠志さん(64)

2020年03月29日 11時51分00秒 | ウイルス
医療者一丸で封じ込めを 北海道医療センター院長 菊地誠志さん(64)
2020年3月27日 (金)配信北海道新聞

 北海道医療センター(札幌市西区)では、新型コロナウイルスに感染した患者の入院診療をしています。結核患者用病棟を利用し、1人1部屋で最大20人収容可能です。受け入れを始めた2月下旬から3月26日まで、人工呼吸器が必要な重症患者を含め延べ27人が入院し、うち検査で陰性となった18人が退院しました。
 患者には抗エイズウイルス薬「カレトラ」、抗インフルエンザ薬「アビガン」、ステロイド剤「オルベスコ」を投薬します。症状が落ち着いた後と、その12時間後の2回検査し、いずれも陰性であれば退院です。入院から退院まで早い人でも2週間はかかります。
 感染拡大の影響で、札幌市内の病院の間に、発熱患者の救急受け入れをためらう動きが出ています。以前、自然気胸(呼吸が苦しくなる症状)で微熱もあった救急患者が、感染を疑われたため、複数の病院に断られ、最終的に当院に運ばれた事がありました。最近、似たような事例が増えています。
 市内では当院を含めて4病院が入院患者を受け入れ、重症や、軽症から重症化を防ぐ治療に当たっています。現在、重症患者3人をICU(集中治療室)で治療し、うち1人は症状が重く「ECMO(エクモ)」という体外式膜型人工肺を使っています。このような状況のため、当院は3次救急をとめることにしました。
 重症者だけでなく、軽症者への対応も大事です。陽性が判明した軽症者が自宅待機していたら、急に症状が悪化して当院に入院したケースも2例あります。重症者も軽症者も、全員入院してもらうという姿勢は堅持すべきだと思います。
 感染者を受け入れてから、職員が同じ医療関係者から誹謗(ひぼう)中傷を受けたこともあります。他の病院への診療支援を行っていた医師が「来なくて良い」と言われてしまった。対策を講じた上で頑張っているのに、背中から刺された気分です。
 入院患者の不安も大きいです。数週間仕事を休み、「会社に戻ったら仲間外れにされるのでは」と恐れる人もいます。看護師は、そうした患者に寄り添うことに多くの時間を割いています。感染者への差別や偏見をやめてほしい。誰でも感染する可能性があるのですから。
 医師や看護師は使命感を持って頑張っていますが、1カ月が過ぎて疲労も目立ってきました。励ましのメッセージがあるとうれしいですね。
 市内の基幹病院は重症者を、一般病院は軽症者を、1人でも多く受け入れてほしいと思います。「日本環境感染学会」が医療関係者向けに発表した対応ガイドでは、患者を個室で受け入れることは可能としています。
 今は感染を封じ込めることができる段階にあり、感染拡大を防ぐためにも市内の全医療機関が一丸となる必要があります。そのためにも札幌市の秋元克広市長にはリーダーシップを発揮してもらいたい。(聞き手・五十嵐俊介)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型コロナ感染50万人超す 米国、中国抜き世界最多 流行拡大、新局面に 終息気配見えず

2020年03月29日 11時47分10秒 | ウイルス
新型コロナ感染50万人超す 米国、中国抜き世界最多 流行拡大、新局面に 終息気配見えず
2020年3月27日 (金)配信共同通信社

 【ジュネーブ共同=出口朋弘】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が26日、世界全体で50万人を超えた。24日に40万人に達したばかりで、20日の25万人から1週間足らずで倍増。米国が初めて中国、イタリアを上回って世界最多となり、流行の拡大は新たな局面に入った。勢いは衰えず、終息の気配は見えない状態が続いている。
 3月は欧州で感染拡大が続いてきたが、下旬からは米国での感染者が急増し、27日までに8万5千人を超えた。中国は横ばいで推移、欧州ではイタリアで被害が最も大きい。世界全体の死者は25日に2万人を超え、26日時点で2万3千人に上っている。
 世界保健機関(WHO)の26日付状況報告によると、感染者の54%、死者の67%は欧州地域事務所管内(旧ソ連諸国を含む)に集中しており、3月に入り「パンデミック(世界的大流行)の中心地」(テドロスWHO事務局長)となったことを如実に反映している。
 同報告によると、前日からの新規感染者についても、欧州は世界全体の61%と多いが、単独で24%に上っているのが米国で、ここ数日は1日当たり1万人前後の増加が続いている。3億6600万人の人口を抱える米国での感染拡大防止策が効果を上げるか否かが、今後の世界的流行の情勢を左右することになる。
 21世紀に入ってからのコロナウイルスによる新たな感染症では、重症急性呼吸器症候群(SARS)が感染者約8千人で死者約800人、中東呼吸器症候群(MERS)が感染者約2500人で死者約860人の被害が出ている。これらと比べても、今回の新型コロナウイルス感染症は、桁違いの規模で世界的に大流行している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英医師らに感謝の一斉拍手 市民に女王、首相も参加

2020年03月29日 11時45分00秒 | ウイルス
英医師らに感謝の一斉拍手 市民に女王、首相も参加
2020年3月27日 (金)配信共同通信社

 【ロンドン共同】新型コロナウイルスの感染が拡大する中、英各地で感染者のケアに尽力する医療関係者らに敬意を表し、26日午後8時ちょうどに一斉に拍手を送ろうという呼び掛けがインターネット上で広がり、多くの市民が応じた。エリザベス女王やジョンソン首相も加わった。
 「ケアラー(世話をする人)たちに拍手を」と名付けられた呼び掛けはロンドンの市民らが発案。英国では感染防止のための外出規制が敷かれているため、人々は自宅の玄関先や窓から一斉に拍手を送り、その様子を動画に収めてソーシャルメディアに投稿した。
 ジョンソン首相も官邸前で拍手し「新型ウイルスと格闘する医師や看護師らに国を代表して感謝したい」とツイッターに投稿。エリザベス女王は感謝を伝えるメッセージをツイッターなどに寄せ、現在滞在中のウィンザー城でスタッフらが拍手する様子を投稿。別の動画では、ウィリアム王子の3人の子どもたちも笑顔で拍手した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛知・稲沢市議が新型コロナに感染 家族も感染

2020年03月29日 11時17分19秒 | ウイルス
愛知・稲沢市議が新型コロナに感染 家族も感染
2020年3月27日 (金)配信朝日新聞

 愛知県稲沢市議会は26日、70代の男性市議が新型コロナウイルスに感染したと発表した。24日に県が感染を発表した男性で、家族も感染しているという。
 25日に市議会議長を通じて議会事務局に連絡があった。26日は3月定例会の最終日だったが、男性市議は欠席。施設を消毒の上、本会議が開かれた。
 議会事務局によると、男性市議が議会に出席したのは3月5日が最後。休会日の12日に市役所内の議員控室を訪れたが、議員や事務局職員に濃厚接触者はいないという。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ロンドン便り】大規模抗体検査が変える新型コロナウイルス対策

2020年03月28日 11時43分23秒 | ウイルス
【ロンドン便り】大規模抗体検査が変える新型コロナウイルス対策
英国の強みは「変わり身の早さ」と「科学的な施策」
オピニオン 2020年3月27日 (金)配信渋谷健司(英国キングス・カレッジ・ロンドン教授)

 イタリアをはじめ欧州での急速な蔓延を尻目に、3月上旬までの英国の新型コロナウイルス対策は対岸の火事を見るかのごとくのんびりしたものであった。報告感染者数も少なく、首席科学顧問のもとに集まった精鋭の科学者たちによる対応シナリオは完璧のはずだった。死者が10人になった3月12日(木)のボリス・ジョンソン首相の記者会見では、リスクの少ない若者らに自然感染を緩やかに広げていく戦略が披露され、科学的分析に基づき学校閉鎖や大規模イベントの中止はしないと宣言した。
 しかし、その週末に急遽発表されたインペリアル・カレッジの数理モデルによる分析は大きな衝撃を与えた。政府の方針のままでは、約25万人が死亡し、NHS(英国国民保健サービス)の受け入れ可能な患者数の最大8倍の患者が殺到する可能性を示した。週明けの3月16日(月)、ジョンソン首相は早々に大幅な方針転換を打ち出した。そして、症状のある人は自宅待機、高齢者の外出自粛、イベント中止、学校閉鎖が立て続けに打ち出されると、街から一気に人が消えた。
 方針転換後の英国はまさにスクランブル体制で、国家を挙げて次々に大胆な政策を打ち出している。 首相をはじめ各閣僚は首相官邸で毎日記者会見を開いている。ランセット誌のリチャード・ホートン編集長は、「8週間もの時間を無駄にした」と嘆いたが、これまでの遅れを取り戻すべく、急ピッチで医療体制の確保や大規模な経済支援策を打ち出す。検査の拡充、オンライン・電話診療の徹底、酸素供給・ベッド・集中治療の確保、旧オリンピック会場を野戦病院に改装、医学生や退職医師のリクルートや専門性に関係なく呼吸管理のトレーニングも行われている。プライマリ・ケアにおいてはDNR(do not resuscitate)やACP(advanced care planning)の確認も進められている。
 そして、翌週の3月23日(月)午後8時30分、ついにジョンソン首相は全国民に向かってロックダウン(都市封鎖)を宣言した。変わり身の早さと、次々に科学的な施策を打ち出せるところは英国の強みであろう。筆者もいくつかの委員会に呼ばれたが、国民も医療者も危機感を共有し、この荒波を乗り越えるべく知恵を出し合っている。先週末の英国保健省との検査戦略電話会議では、PCR検査拡大に加えて、抗体検査キットによる在宅検査や大規模調査による感染の把握のためのプロセスを議論した。日本では「検査が感染を広げる」「医療崩壊につながる」、さらには、専門家会議のメンバーは「検査数を抑えていることで感染が防げている」と発言しているが、国際的な論調は全く逆である。
 その議論を後押しするような数理モデル研究が、今週3月25日(水)にオックスフォード大学から発表され、今大きな波紋を投げかけている。その研究によると英国では今年1月から既にウイルスが広がっており、今では人口の約半数が新型コロナウイルスに感染しているという驚きの結果が示されている。これはインペリアル・カレッジの数理モデルと正反対の結果を示し、英国の当初の緩やかな集団感染を目指す戦略を後押しするものであった。オックスフォード大学の分析が正しいとすれば、ほとんどの患者は軽症か全く症状がなく、医療需要もはるかに低い。そして、感染はピークをもう越えようとしていることになる。モデルに用いる変数や仮定、そして用いるデータ(その多くは不完全なもの)によって全く異なる結果が出るのは数理モデルの宿命である。どちらが妥当であるのかは実証しなければならない。
 現在の感染状況を把握するためにも、そして、この理論を確認するためにも、英国は早急に大規模な抗体検査を実施する。先日の検査に関する議論後に、英政府は既に350万の検査キットを確保し、さらに増やしていく予定である。検証後にはアマゾンや大手薬局で自宅検査キットとして販売されるようになるという。米国も既に大規模抗体検査を実施する予定だと聞く。抗体検査はまさにゲームチェンジャーだ。日本も大規模サンプルの抗体調査を早急に実施すべきだ。感染状況を把握できなければ、今何をすべきか、そして、どの介入が効果があったのかを知ることはできない。日本は積極的疫学調査を中心としたクラスター対策と水際対策を軸に蔓延を防ごうとしている。しかし。クラスター対策が有効なのは流行早期であり、ある程度国内で流行してしまったら様々なルートで感染は拡大し、その効果は限られてしまう。また、国内感染が広がってからの水際対策にはほとんど効果はない。
 日本では、3月中旬からの自粛解禁ムードから一転して、3月24日には五輪延期が決定。その直後、東京をはじめとした大都市における感染者数の急増に伴い、3月26日には小池都知事が「感染爆発の重大局面」、専門家会議は「蔓延の恐れが多い」と、いよいよ日本でも感染フェーズが変わったことが示された。英国のここ2週間の出来事は、今回のコロナウイルスの恐ろしさと迅速かつ大胆な対応の必要性を十分に伝えている。日本も今こそ対応を急ぐ時だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大分「接触感染」で拡大か 医療センター、カルテや電子機器介して

2020年03月28日 11時41分21秒 | ウイルス
大分「接触感染」で拡大か 医療センター、カルテや電子機器介して
2020年3月27日 (金)配信西日本新聞

 大分市の国立病院機構大分医療センターで発生した新型コロナウイルスの集団感染について、センターを調査している厚生労働省のクラスター対策班が感染拡大の原因の一つに、カルテなどを介した「接触感染」を挙げていることが26日、県への取材で分かった。今後、対策班と感染経路の特定を進める。
 接触感染は、厚労省が「飛沫(ひまつ)感染」とともに挙げる主な感染方法の一つ。くしゃみやせきにより手に付いたウイルスが物に付着し、その物を触ることで感染する危険性がある。
 県と対策班は、センター絡みの感染者24人のうち医師や看護師、患者ら16人が同じ病棟に集中していると特定。カルテや医学的知見に基づき、院内感染の発生時期を今月1日以降と認定した。ただセンターは、医師や看護師に診察時などのマスク着用を義務付けるなど「飛沫感染への対策は取っていた」(県)。
 そこで浮上するのが「接触感染」。県によると、対策班は、医師や看護師が扱うカルテや電子機器にウイルスが付着し、受け渡す際に感染が広がった可能性を指摘。県健康づくり支援課の藤内修二課長は「厚労省の助言を踏まえ、感染経路の特定や感染予防策の検討を進める」としている。
 センターでは、感染した看護師ら2人が発症後も出勤していたほか、感染患者の60代女性を持病の「間質性肺炎」と判断し、PCR検査が遅れたことも判明。県はセンターの対応についても検証する。
 一方、センター絡みの感染者24人のうち、入院していた患者7人は転院先の県内6病院で感染が分かった。県は全体像を把握するため、センターの全職員と入院患者計612人に加え、出入り業者、転院先6病院の関係者に対し、濃厚接触の有無にかかわらずPCR検査を実施。26日に全1107人の検査を終え、25日までに判明した24人以外の感染者はいなかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン