・労働の内容や量、そして社会的価値に照らして圧倒的に、賃金が低すぎる。
・夜勤をしなければ、夜勤手当をもらわなければ、生活がくるしくなる。
・認定看護師や専門看護師、特定な資格をとっても給料に反映されないため、若い看護師のなり手が少ない。勉強することは、付加価値ではなく、当たり前のことで、給料は上がらない。
医師は医療職(一)看護師は医療職(三)その他の医療職(二)があり、医療職(三)は経験年数が加味されず、行政職との差が大きい、行政職は、役付きで、渡りがあり、高給になっていく。退職金や年金に大きく差が付く。
医療職(一)はそもそも、桁外れに高い。
医師はタクシー利用や新幹線利用可能だが看護師は認められていない。巡回検診では、同じ半日でも医師は問診で五万円。一日ならば十万近い。看護師は技術を要し神経を擦り減らす採血でも、一万円。一日やっても一万五千円。建築業より低い。
行政や、半官半民の事務所等で看護師保健師を雇用しても、臨時扱いで、正規雇用に位置付けされていない。その為、夏季、年末の手当がない。日々雇用、日当が多い。プロパー扱いの常勤者、屈辱的位置にいる。
結婚したら、子育て等で夜勤ができないので、退職するものが多い。
退職しなくても、正規雇用から外されて、外来勤務の臨時職員になる。それでも、生活できない立場にいる者は、収入が下がって、末端のスタッフで雇用されている。
正規雇用の状態でも、師長等管理職からは外される。
白衣の天使なる者だから、賃上げなど望んではいけない、「犠牲的博愛精神が看護師」という刷り込みを学生時代にされる。これが、看護師の免許があっても、看護師にならず他職に着く原因にもなる。し、薄給でも文句を言ってはいけないという気持ちに洗脳される。
ナイチンゲール精神は、我慢と無欲、ひたすら、患者第一でつくすことこそ看護師だと。
やってられない。