画像に写っているのは「蚊の幼虫(ボウフラ)」です。
このボウフラ、私が仕掛けた「ハニートラップ」で捕らえたものです。
ハニートラップ。
日本語に訳すと「甘い罠」。
近年、「デング熱」などで何かと「蚊」が話題になるが、蚊の発生防止のために「水たまりをなくせ」という人が多いが・・・・。
私はその逆を行っています。
その結果生まれたのが「ハニートラップ」なのです。
もっとも、「ハニートラップ」とは名ばかりで、単に「水を入れた容器を置くだけ」でしかありません。
我が家はもともと「やぶ蚊」の多いところで、長年やぶ蚊には悩まされてきた。
そう、いくら私がやぶ蚊を退治しても、周辺から次々とやってくるので、退治が追い付かなかったのです。
ところが、数年前から発想を転換して今のやり方に変えたところ、少しずつやぶ蚊の数が減少したのです。
今でも周辺からやぶ蚊が侵入はしてくるが、以前とは比べ物にならないくらい少なくなっている。
で、このボウフラだが。
この後池にこぼしました。
そう、池には小魚もいるので、小魚のエサになります。
近隣で人を刺した蚊もやってくるようで、毎週のようにたくさんのボウフラを退治しています。
蚊は必死になった産卵場所を探すので、家の周囲から産卵場所をなくすと逆効果になることも。
むしろ、管理できるところに産卵場所を作り、そこに産卵させた方が効果があるのです。
産卵してからかになって飛び立つのは1週間以上先のこと。
週に1回か2回水を捨てていれば蚊の発生は抑えられる。
ただ、きれいな水にはあまり産卵しません。
ボウフラは水中に生えるコケや藻を餌にするので、少し汚れたような水のほうがいいです。
ボウフラが湧いた水を捨てるだけで、容器は洗わないように。
水を入れた容器(ハニートラップ)は多い方がいいです。
1個だけでなく、何か所かに分散させるとよいです。
2017.09.12.
追記です。
この記事を書いたのは去年の9月だが、年々蚊の数が減っていて、今年は一段と少なくなりました。
そのため、普段私が良くいる場所のハニートラップには以前ほどボウフラが発生しません。
が・・・・。
油断は禁物です。
実は、今までは隣の家との境界近くにはハニートラップをあまり設置しなかったが、今年は早くから設置しています。
そして、そこにはよくボウフラが発生するのです。
当然のことではあるが、その近辺にいると蚊に刺されます。