昨日は二俣川から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1905年生まれのティペットの作品。
彼の略歴については管弦楽編で触れたので省略する。
交響曲第1番は1944年から1945年にかけて作曲された。
初演は1945年11月にマルコム・サージェントの指揮、
リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で行われた。
第一楽章アレグロ・ヴィゴローソ、クワジ・アラ・ブレーヴェは、
イギリス音楽の流れを受けた伝統的なスタイルで書かれており、
疾走感のある軽快な弦楽器と木管楽器のかけあいがいい。
金管楽器や打楽器も加わり、ダイナミックに展開するところもあるが、
弦楽器を中心に音楽が展開されている感じがする。
最後は弦楽器中心に演奏され、静かにそしておだやかに終わる。
第二楽章アダージョは、コントラバスにより重々しく始まる。
オーボエ・ソロはやや寂しげな旋律を奏で、
他の管楽器もそれを受け継いでいくが、
金管楽器と弦楽器によりいったん情熱的な盛り上がりをみせる。
弦楽器と木管楽器によるやりとりがその後続き、
トランペットなど金管楽器と弦楽器によるやりとり、
そしてフルートの二重奏によるさまようような旋律が奏される。
そして弦楽器と金管楽器による盛り上がりを経て、
オーボエのソロが奏されたあと、大きなクライマックスを迎え、
最後は消えるように静かに終わる。
第三楽章プレストは三部形式で書かれているようで、
冒頭は金管楽器が、祝典的な華やかな旋律を奏で、
それに続き弦楽器と木管楽器がリズミックな旋律を奏でる。
中間部はゆるやかな弦楽合奏による音楽で、イギリス的である。
最後は冒頭の祝祭的な旋律が金管楽器によって奏される。
第四楽章アレグロ・モデラート・マ・コン・ブリオ・
エ・ピュ・タルデ・コン・デリカテッツァは、
まず弦楽器中心にフーガ風で対位法による音楽を奏でる。
木管楽器も加わって展開される音楽は軽快で、
2分あたりから流れる音楽は北欧風であり、
フルート、クラリネット、オーボエなど、
木管楽器により奏される音楽は幻想的であり、
室内楽的な世界はニールセン風でもある。
最後のティンパニ等によって規則的に繰り返すトゥッティは、
印象的で、それが繰り返される中で全曲を閉じる。
途中聴いたのは1905年生まれのティペットの作品。
彼の略歴については管弦楽編で触れたので省略する。
交響曲第1番は1944年から1945年にかけて作曲された。
初演は1945年11月にマルコム・サージェントの指揮、
リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で行われた。
第一楽章アレグロ・ヴィゴローソ、クワジ・アラ・ブレーヴェは、
イギリス音楽の流れを受けた伝統的なスタイルで書かれており、
疾走感のある軽快な弦楽器と木管楽器のかけあいがいい。
金管楽器や打楽器も加わり、ダイナミックに展開するところもあるが、
弦楽器を中心に音楽が展開されている感じがする。
最後は弦楽器中心に演奏され、静かにそしておだやかに終わる。
第二楽章アダージョは、コントラバスにより重々しく始まる。
オーボエ・ソロはやや寂しげな旋律を奏で、
他の管楽器もそれを受け継いでいくが、
金管楽器と弦楽器によりいったん情熱的な盛り上がりをみせる。
弦楽器と木管楽器によるやりとりがその後続き、
トランペットなど金管楽器と弦楽器によるやりとり、
そしてフルートの二重奏によるさまようような旋律が奏される。
そして弦楽器と金管楽器による盛り上がりを経て、
オーボエのソロが奏されたあと、大きなクライマックスを迎え、
最後は消えるように静かに終わる。
第三楽章プレストは三部形式で書かれているようで、
冒頭は金管楽器が、祝典的な華やかな旋律を奏で、
それに続き弦楽器と木管楽器がリズミックな旋律を奏でる。
中間部はゆるやかな弦楽合奏による音楽で、イギリス的である。
最後は冒頭の祝祭的な旋律が金管楽器によって奏される。
第四楽章アレグロ・モデラート・マ・コン・ブリオ・
エ・ピュ・タルデ・コン・デリカテッツァは、
まず弦楽器中心にフーガ風で対位法による音楽を奏でる。
木管楽器も加わって展開される音楽は軽快で、
2分あたりから流れる音楽は北欧風であり、
フルート、クラリネット、オーボエなど、
木管楽器により奏される音楽は幻想的であり、
室内楽的な世界はニールセン風でもある。
最後のティンパニ等によって規則的に繰り返すトゥッティは、
印象的で、それが繰り返される中で全曲を閉じる。