「18世紀のポーランドの交響曲集第4巻」のCDで、
もう一つあげておく作曲家にヤン・エンゲルがいる。
ヤン・エンゲルが、何年に生まれたかはわからないが、
1778年に亡くなっていることは分かっている。
ワルシャワ中心に、1770年代中心に活躍した作曲家で、
CDの説明によると、11の交響曲を残していること、
12曲のポロネーズや多くの声楽曲・器楽曲も作曲していることは、
伺うことができるがそれらがどういうものかはわからない。
昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩く途中に聴いた。
交響曲ロ長調の作曲年は不詳だが、3つの楽章から成る。
第一楽章アレグロは、軽快に始まる優雅な宮廷風の音楽で、
ハイドンやモーツアルトと同時代的なスタイルで書かれている。
オーボエ・ソロも美しく、曇りのない明るい音楽である。
第二楽章アンダンテは、おだやかな牧歌風の曲調の中で、
オーボエ・ソロの歌うような旋律が、魅力的である。
第三楽章アレグレットは、舞踏的な要素のある軽快な曲で、
このポーランドの音楽要素が入っているのだろうか。
ポロネーズ的な民族的な要素が入っていると断定できないのだが、
優雅な音楽の中にそんなものを少し感じてしまうのである。
交響曲ニ短調も作曲年は不詳だが、3つの楽章から成る。
第一楽章アレグロの冒頭は、短調のため少し陰があるが、
中間部は長調で軽快で明るく優雅で華やかで対照的である。
展開部以降長調・短調に交互に織り交ぜて陰影をつけている。
第二楽章アンダンテは、金管の吹奏から始まりのどかな曲である。
フルート・ソロの奏でる旋律は優雅さと物悲しさを表現する。
金管楽器とオーボエによる牧歌風の音楽と交代を繰り返し、
フルート・ソロによる叙情的な部分を過ぎ、最後牧歌的に終わる。
第三楽章アレグロは、冒頭の短調による激しい感傷的な旋律と、
対照的なオーボエなどによって奏される明るい旋律が対照的だ。
この2つの部分が交互に現れながら、最後は短調で終わる。
もう一つあげておく作曲家にヤン・エンゲルがいる。
ヤン・エンゲルが、何年に生まれたかはわからないが、
1778年に亡くなっていることは分かっている。
ワルシャワ中心に、1770年代中心に活躍した作曲家で、
CDの説明によると、11の交響曲を残していること、
12曲のポロネーズや多くの声楽曲・器楽曲も作曲していることは、
伺うことができるがそれらがどういうものかはわからない。
昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩く途中に聴いた。
交響曲ロ長調の作曲年は不詳だが、3つの楽章から成る。
第一楽章アレグロは、軽快に始まる優雅な宮廷風の音楽で、
ハイドンやモーツアルトと同時代的なスタイルで書かれている。
オーボエ・ソロも美しく、曇りのない明るい音楽である。
第二楽章アンダンテは、おだやかな牧歌風の曲調の中で、
オーボエ・ソロの歌うような旋律が、魅力的である。
第三楽章アレグレットは、舞踏的な要素のある軽快な曲で、
このポーランドの音楽要素が入っているのだろうか。
ポロネーズ的な民族的な要素が入っていると断定できないのだが、
優雅な音楽の中にそんなものを少し感じてしまうのである。
交響曲ニ短調も作曲年は不詳だが、3つの楽章から成る。
第一楽章アレグロの冒頭は、短調のため少し陰があるが、
中間部は長調で軽快で明るく優雅で華やかで対照的である。
展開部以降長調・短調に交互に織り交ぜて陰影をつけている。
第二楽章アンダンテは、金管の吹奏から始まりのどかな曲である。
フルート・ソロの奏でる旋律は優雅さと物悲しさを表現する。
金管楽器とオーボエによる牧歌風の音楽と交代を繰り返し、
フルート・ソロによる叙情的な部分を過ぎ、最後牧歌的に終わる。
第三楽章アレグロは、冒頭の短調による激しい感傷的な旋律と、
対照的なオーボエなどによって奏される明るい旋律が対照的だ。
この2つの部分が交互に現れながら、最後は短調で終わる。