ルネ・クレマンシック指揮、クレマンシック・コンソートの演奏で、
旧録音のCDの中で特筆する一曲として、
「賭博師のミサ曲(Officium lusorum CB215,215a)」をあげておく。
このことは以前にもブログで少し触れていたことではあるが、
中世ヨーロッパ人のサイコロ・ゲーム好きはよく知られている。
これが一般の人ならず、王侯貴族もはまっていたのだから面白い。
サイコロ・ゲームで賭け事をして、持ってきたものすべてを失い、
場合には衣服までとられても、サイコロ・ゲームに没頭する。
そして運を神に祈り、ある時は運命の女神のいたずらに嘆く。
そんな人間的な風景を描いたこの作品を、
臨場感を持って伝えているのが、クレマンシック盤である。
グレゴリオ聖歌の旋律などを使いながら、
ころがしたさいころの目が何であるかに一喜一憂し、
神聖なようでいて、ふざけた世界を楽しく描写している。
昨日はとても一日忙しく、家に帰って体温を測ってみると
38.4度と高熱であったことに気づく。
ノドが荒れ、何か熱っぽいと思ったらそのとおりで、
解熱剤を飲んでぐっすり寝たのでした。
旧録音のCDの中で特筆する一曲として、
「賭博師のミサ曲(Officium lusorum CB215,215a)」をあげておく。
このことは以前にもブログで少し触れていたことではあるが、
中世ヨーロッパ人のサイコロ・ゲーム好きはよく知られている。
これが一般の人ならず、王侯貴族もはまっていたのだから面白い。
サイコロ・ゲームで賭け事をして、持ってきたものすべてを失い、
場合には衣服までとられても、サイコロ・ゲームに没頭する。
そして運を神に祈り、ある時は運命の女神のいたずらに嘆く。
そんな人間的な風景を描いたこの作品を、
臨場感を持って伝えているのが、クレマンシック盤である。
グレゴリオ聖歌の旋律などを使いながら、
ころがしたさいころの目が何であるかに一喜一憂し、
神聖なようでいて、ふざけた世界を楽しく描写している。
昨日はとても一日忙しく、家に帰って体温を測ってみると
38.4度と高熱であったことに気づく。
ノドが荒れ、何か熱っぽいと思ったらそのとおりで、
解熱剤を飲んでぐっすり寝たのでした。