Mars&Jupiter

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メルキ教徒の聖歌を聴きながら、西谷から三枚町まで歩く

2010-03-24 05:51:50 | 古代・中世・ルネサンス音楽その他の作品編
昨日は西谷から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは、メルキ教徒の聖歌である。
聴いたCDは、セール・マリー・キーロウズ、
サン・ジュリアン・ル・パーヴル教会聖歌隊による演奏である。
CDの解説によれば、メルキ教会とは、ビザンチン式典礼を守る
エジプト・シリアのキリスト教会のことのようである。
1曲目の聖母賛歌はイソンによる低音部で歌われる持続音の上に、
一人が歌う東方教会の形式を残した音楽であり、
4世紀に成立したギリシア典礼によるものであるようだ。
詩文を朗唱するやり方は西方教会の音楽とは違うスタイルである。
2曲目聖母の誕生の聖務日課も同じスタイルである。
何かアジア音楽に共通するような歌い方である。
昨日聴いたミラーノ教会の音楽から時代的に戻った感じである。
最後の短い部分で単旋律を一緒に歌って終わる。
コメント
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