Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジョン・オールディン・カーペンターの交響曲第2番(1947年版)を聴き、二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2011-03-07 05:34:56 | 古典~現代音楽北アメリカ編
昨日は、二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1876年生まれのカーペンターの作品。
交響曲第2番は1941年から1942年の間で作曲され、1947年改訂された。
もともとは1934年に作曲されたピアノ五重奏曲が原曲だったようで、
それをオーケストラ用に編曲し、交響曲にしたようだ。
初演は1942年10月22日ワルター指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニックによって行われた。
今回聴いたCDはその改訂による1947年版になる。
聴いたCDはジョン・マクローリン・ウィリアムズ指揮、
ウクライナ国立交響楽団の演奏による。

第一楽章モデラートは、金管楽器と打楽器により荒々しく始まる。
それに続き舞踏風の明るい旋律が弦楽器により奏される。
いったん、静まってからやさしくチェロが奏する旋律も魅力的だ。
これは2回繰り返され、打楽器が鳴り響いたあと、各旋律が展開され、
金管楽器と打楽器による冒頭の荒々しい音楽が登場し、
舞踏風の旋律が現れ、最後はかわいらしく終わる。
第二楽章アンデンテは、重々しい感じの低弦の音で始まり、
やさしくロマンティックな弦楽器の旋律が奏される。
ティンパニが鳴り響き、冒頭の2つの部分が何度か繰り返される。
そして舞踏風で甘美な感じの音楽になり、盛り上がりをみせ、
ホルンが牧歌風に奏し、弦楽器と木管楽器がそれに続き、
ハープが入り、ティンパニが響く中、静かに終わる。
第三楽章アレグロは、軽快なリズムに乗って躍動的な旋律が現れる。
打楽器と金管楽器が活躍し、荒々しく力強い音楽が奏され、
祭りを思わせるような華やかさもあるが、前の楽章の旋律も登場し、
最後は金管楽器中心に一気に盛り上がりをみせて華やかに終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする