Mars&Jupiter

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ジェームズ・コーンの交響曲第2番作品13を聴きながら、二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2011-03-21 11:23:53 | 古典~現代音楽北アメリカ編
昨日は、二俣川から鶴ヶ峰駅までの間を往復して歩きました。
途中聴いたのは、1928年生まれのジェームズ・コーンの作品。
ニュー・ジャージーのニューアークに生まれ、
そこでヴァイオリンやピアノを習った。
ロイ・ハリスやウェイン・バーロウなどに作曲を師事し、
ジュリアード音楽院に入り、作曲科を専攻し、1950年卒業したようだ。
室内楽曲や合唱曲、管弦楽曲などの分野で多くの作品を残し、
8つの交響曲を作曲しているようである。
交響曲第2番作品13は、1949年に作曲された。
一楽章制によるが、全体は5つの部分に分かれる。
聴いたCDはカーク・トレヴァー指揮、
スロヴァキア放送交響楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・リソルートは、3/4拍子の楽章。
鋭い三つの音型が弦楽器により繰り返される中、旋律が奏されていく。
もう一つの旋律は穏やかな牧歌風の旋律で様々な楽器で繰り返される。
三つの音型と旋律が繰り返され、最後はファゴットの音で終わる。

第二楽章プレストは、6/8拍子のスケルツォ楽章。
ファゴットが吹く滑稽な感じの旋律を奏でて、
弦楽器が別の神秘的な感じの旋律を奏で、
金管楽器も加わり、荒々しさも加えて盛り上がる。
中間部はオーボエやフルートなど木管楽器のどかな感じの音楽。
それが終わると弦楽器が徐々にテンポを上げていき、
冒頭の軽快に主題を奏で、荒々しさを加えていく。
そして前楽章の三つの音型が繰り返されて終わる。
第三楽章アンダンテ・コン・モートは、3/4拍子の緩徐楽章。
弦楽器のゆったりとした音型の上に、フルートが旋律を奏でていく。
やがて、金管楽器が加わり盛り上がったあと静まり、
管楽器中心に旋律が奏でられ、そのあとは弦楽器が主導権を握る。
やがて木管楽器と金管楽器が再び加わり、オーボエが叙情的な旋律を奏で、
他の木管楽器がそれを受け継いで、やがて静かに終わる。
第四楽章アレグロ・マルカートは、ロンド形式で書かれている。
弦楽器と金管楽器により軽快なリズムを奏で、
その後木管楽器中心に音楽が展開され、
弦楽器中心にショスタコーヴィチ風な軽快な音楽となり、
金管楽器や打楽器が加わって、最後一気に駆け抜けるようにして終わる。
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