昨日は鶴ヶ峰駅から希望が丘駅まで歩きました。
途中聴いたのは、マルティヌーの管弦楽曲である。
フランチェスカのフレスコ画H.352は、1955年に作曲された。
(ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画というのが正しいか?)
アメリカからヨーロッパに戻ってからのマルティヌーは、
1954年初めにイタリア旅行をした際に、
アレッツォにある聖フランチェスコ聖堂に立ち寄った。
そこには聖十字架伝説の絵画があり、これを見て感動した彼は、
この絵画にインスピレーションを得て、作品を作曲したようだ。
初演は1956年クーベリックの指揮で行われたようだ。
曲は3つの部分から構成されている。
今回聴いたCDは、イルジー・コウト指揮、
サンクト・ガーレン交響楽団の演奏による。
第1曲アンダンテ・ポコ・モデラートは、
シバの女王とソロモン王の会見の場面に基づいている。
伝説を感じさせる神秘的な雰囲気で始まる。
弦楽器がイタリアを感じさせる明るい開放感を思わせるが、
木管楽器が入り、金管楽器も加わると華やかさも加わる。
中間部の木管楽器のソロを経て、打楽器が加わり荒々しくなり、
いったん盛り上がるが、冒頭の部分が再び現れ、最後はおだやかに終わる。
第2曲アダージョは、コンスタンティヌス皇帝の絵画に基づいている。
これも幻想的な音楽で、弦楽器のソロが入ったあと金管楽器が入り、
ドラマティックな盛り上がりがあったあと、木管楽器中心に旋律を奏し、
弦楽器と金管楽器はやや行進曲風なリズムを刻む。
そして、再び木管楽器が旋律を奏で、フルートが入ると神秘的な感じが加わる。
チェロが堂々として歌うような旋律を奏で、ヴァイオリンがそれに呼応し、
甘美な旋律を奏でていき、木管楽器は上昇する音型を繰り返していく。
ティンパニが鳴り響く中、最後は静かに終わる。
第3曲ポコ・アレグロは、フレスコ画全体から受ける印象を音楽に表現したようだ。
木管楽器が落ち着きのないような旋律を奏で、これを他の楽器が引き継ぐ。
そして、それとは対照的に弦楽器がゆったりとした甘美な旋律を奏でていく。
再び冒頭の旋律が現れ、打楽器と金管楽器が加わり荒々しい音楽となり、
再び弦楽器のゆったりとした旋律が現れ、最後はおだやかな感じで終わる。
途中聴いたのは、マルティヌーの管弦楽曲である。
フランチェスカのフレスコ画H.352は、1955年に作曲された。
(ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画というのが正しいか?)
アメリカからヨーロッパに戻ってからのマルティヌーは、
1954年初めにイタリア旅行をした際に、
アレッツォにある聖フランチェスコ聖堂に立ち寄った。
そこには聖十字架伝説の絵画があり、これを見て感動した彼は、
この絵画にインスピレーションを得て、作品を作曲したようだ。
初演は1956年クーベリックの指揮で行われたようだ。
曲は3つの部分から構成されている。
今回聴いたCDは、イルジー・コウト指揮、
サンクト・ガーレン交響楽団の演奏による。
第1曲アンダンテ・ポコ・モデラートは、
シバの女王とソロモン王の会見の場面に基づいている。
伝説を感じさせる神秘的な雰囲気で始まる。
弦楽器がイタリアを感じさせる明るい開放感を思わせるが、
木管楽器が入り、金管楽器も加わると華やかさも加わる。
中間部の木管楽器のソロを経て、打楽器が加わり荒々しくなり、
いったん盛り上がるが、冒頭の部分が再び現れ、最後はおだやかに終わる。
第2曲アダージョは、コンスタンティヌス皇帝の絵画に基づいている。
これも幻想的な音楽で、弦楽器のソロが入ったあと金管楽器が入り、
ドラマティックな盛り上がりがあったあと、木管楽器中心に旋律を奏し、
弦楽器と金管楽器はやや行進曲風なリズムを刻む。
そして、再び木管楽器が旋律を奏で、フルートが入ると神秘的な感じが加わる。
チェロが堂々として歌うような旋律を奏で、ヴァイオリンがそれに呼応し、
甘美な旋律を奏でていき、木管楽器は上昇する音型を繰り返していく。
ティンパニが鳴り響く中、最後は静かに終わる。
第3曲ポコ・アレグロは、フレスコ画全体から受ける印象を音楽に表現したようだ。
木管楽器が落ち着きのないような旋律を奏で、これを他の楽器が引き継ぐ。
そして、それとは対照的に弦楽器がゆったりとした甘美な旋律を奏でていく。
再び冒頭の旋律が現れ、打楽器と金管楽器が加わり荒々しい音楽となり、
再び弦楽器のゆったりとした旋律が現れ、最後はおだやかな感じで終わる。