知り合いに手に入れてもらった2010年の朝日鷹特撰本醸造を飲んでみる。
空けた瞬間いい香りがして私好みの酒であることが分かる。
期待して飲んでみるとすいすいと飲めるのではあるが、
そのあとこの酒の存在感を示すかのように米の香りが漂い、
単に軽い酒ではないなと思わせる強烈なインパクトが与えられる。
なかなか面白い酒で、飲んでいる間での変化を楽しめる酒である。
これが旧朝日鷹だというから新朝日鷹も楽しみである。
しばらくは日本酒で楽しめそうである。
さて、昨日は希望が丘から二俣川の間を往復しました。
途中聴いたのは、マルティヌーの室内楽曲である。
弦楽四重奏曲第1番H.117は、1918年に作曲された。
ボヘミアの東に位置する町で、マルティヌーの出身地ポリチカで完成した。
4楽章制で書かれており、ロマン的な部分を持った初期の作品である。
初演は1927年プラハで行われたようである。
今回聴いたCDは、シュターミッツ弦楽四重奏団の演奏による。
第一楽章モデラート-アレグロ・マ・ノン・トロッポは、
ヴィオラが民謡風の主題をゆったりと奏で、
ヴァイオリンがそれを引き継ぎその主題を繰り返していく。
躍動的な主題に続き、もう一つの軽快な主題が奏される。
展開部は第一主題の変形から始まり、第一主題中心に展開される。
フランスの印象派的な部分を感じさせながら、チェコ的な部分もある。
再現部も第一主題から始まり、それぞれの主題が再現され、
最後は第一主題が奏されておだやかな感じの中で終わる。
第二楽章アンダンテ・モデラートは、ゆらめくような伴奏の中、
第一ヴァイオリンが歌うように主題を奏でていく。
動きのある旋律がそのあと奏されドラマティックな盛り上がりをみせる。
中間部では速く軽快な旋律が奏され、行進曲風にもなる。
再びおだやかな感じになって、冒頭の部分が繰り返されるが、
今度はヴィオラが旋律を奏で、最後は静かに消え入るようにして終わる。
第三楽章アレグロ・ノン・トロッポは、三部形式で書かれている。
チェロからヴィオラ、ヴァイオリンに引き継がれる舞踏風で躍動的な旋律で始まる。
ピッチカートなども使いながら、スケルツォ風に徐々に盛り上がっていく。
それが終わると中間部に入り、別の旋律がヴァイオリン中心に奏される。
他の楽器がせわしく動きながら印象派風の情景を描写していく。
そして盛り上がりをみせたところで再びおだやかな感じになり、
冒頭の部分が再び現れ、躍動的な旋律が繰り返され、盛り上がって終わる。
第四楽章アレグロ・コン・ブリオは、力強い旋律が奏されて始まる。
もう一つの旋律がおだやかな感じであり、対照的である。
この楽章では第一楽章の主題も顔を出し、絡んだ展開となっていく。
終わりの方で動きのある別の展開があり、これまた面白い。
最後は第一楽章の動機も顔を出しながら、軽快に終わる。
空けた瞬間いい香りがして私好みの酒であることが分かる。
期待して飲んでみるとすいすいと飲めるのではあるが、
そのあとこの酒の存在感を示すかのように米の香りが漂い、
単に軽い酒ではないなと思わせる強烈なインパクトが与えられる。
なかなか面白い酒で、飲んでいる間での変化を楽しめる酒である。
これが旧朝日鷹だというから新朝日鷹も楽しみである。
しばらくは日本酒で楽しめそうである。
さて、昨日は希望が丘から二俣川の間を往復しました。
途中聴いたのは、マルティヌーの室内楽曲である。
弦楽四重奏曲第1番H.117は、1918年に作曲された。
ボヘミアの東に位置する町で、マルティヌーの出身地ポリチカで完成した。
4楽章制で書かれており、ロマン的な部分を持った初期の作品である。
初演は1927年プラハで行われたようである。
今回聴いたCDは、シュターミッツ弦楽四重奏団の演奏による。
第一楽章モデラート-アレグロ・マ・ノン・トロッポは、
ヴィオラが民謡風の主題をゆったりと奏で、
ヴァイオリンがそれを引き継ぎその主題を繰り返していく。
躍動的な主題に続き、もう一つの軽快な主題が奏される。
展開部は第一主題の変形から始まり、第一主題中心に展開される。
フランスの印象派的な部分を感じさせながら、チェコ的な部分もある。
再現部も第一主題から始まり、それぞれの主題が再現され、
最後は第一主題が奏されておだやかな感じの中で終わる。
第二楽章アンダンテ・モデラートは、ゆらめくような伴奏の中、
第一ヴァイオリンが歌うように主題を奏でていく。
動きのある旋律がそのあと奏されドラマティックな盛り上がりをみせる。
中間部では速く軽快な旋律が奏され、行進曲風にもなる。
再びおだやかな感じになって、冒頭の部分が繰り返されるが、
今度はヴィオラが旋律を奏で、最後は静かに消え入るようにして終わる。
第三楽章アレグロ・ノン・トロッポは、三部形式で書かれている。
チェロからヴィオラ、ヴァイオリンに引き継がれる舞踏風で躍動的な旋律で始まる。
ピッチカートなども使いながら、スケルツォ風に徐々に盛り上がっていく。
それが終わると中間部に入り、別の旋律がヴァイオリン中心に奏される。
他の楽器がせわしく動きながら印象派風の情景を描写していく。
そして盛り上がりをみせたところで再びおだやかな感じになり、
冒頭の部分が再び現れ、躍動的な旋律が繰り返され、盛り上がって終わる。
第四楽章アレグロ・コン・ブリオは、力強い旋律が奏されて始まる。
もう一つの旋律がおだやかな感じであり、対照的である。
この楽章では第一楽章の主題も顔を出し、絡んだ展開となっていく。
終わりの方で動きのある別の展開があり、これまた面白い。
最後は第一楽章の動機も顔を出しながら、軽快に終わる。