昨日は三枚町から西谷まで歩きました。
途中聴いたのは、マルティヌーの協奏曲である。
ヴァイオリン協奏曲第2番H.293は、1943年に作曲された。
交響曲第1番の初演を聴いたヴァイオリン奏者ミッシャ・エルマンが、
翌日マルティヌーにヴァイオリン協奏曲を書いてくれないかと頼んだようだ。
その委嘱を受けてその協奏曲を1943年4月26日に完成させたようだ。
そしてそれをエルマンに渡し、彼のリクエストを受け、
第一楽章の終わりにカデンツァを設けたようである。
今回聴いたCDは、ヤン・ポスピカルのヴァイオリン、
マルチェロ・ヴィオッティ指揮、ウィーン交響楽団の演奏による。
第一楽章アンダンテは、管弦楽の強烈なトゥッティで始まり、
そのあとフルートなどが旋律を奏で、独奏ヴァイオリンが入る。
独奏ヴァイオリンが奏でる主題を管弦楽がやさしく支えていく。
やがて木管楽器を中心に始まるオーケストラの部分となり、
このあたりからマルティヌーらしさがあふれている。
再び独奏ヴァイオリンが入り、両者の競演が続いていく。
やがて管弦楽が何度かの盛り上がりをみせたあと、
独奏ヴァイオリンによる短いカデンツァが入る。
そしてそれが終わると管弦楽が再び入り、最後おだやかに終わる。
第二楽章アンダンテ・モデラートは、オーボエの牧歌的な旋律に、
ゆれるような音を弦楽器が入れながら始まる美しい楽章である。
それに導かれ独奏ヴァイオリンが入り、甘美な旋律を奏でていく。
両者の掛け合いによるおだやかな音楽は、心地いいものである。
独奏ヴァイオリンによる短いカデンツァが最後に設けられており、
上昇する音型に他の楽器も絡みながら、最後はおだやかに終わる。
第三楽章ポコ・アレグロは、管弦楽が荒々しく旋律を奏して始まるが、
独奏ヴァイオリンが入ってからはいったん管弦楽がおだやかになり、
そのあと管弦楽の部分となり、激しい部分と牧歌的でやさしい部分が現れる。
そして独奏ヴァイオリンが再び入り、両者の競演が続いていく。
独奏ヴァイオリンが軽快に旋律を奏でて活躍する部分が現れたあと、
再び冒頭の荒々しい感じの旋律が現れ、金管楽器と打楽器が活躍する。
そして独奏ヴァイオリンも最初に奏でた旋律を繰り返し、
カデンツァの部分に入り、技巧的な旋律を奏で、コーダの部分に入る。
軽快な独奏ヴァイオリンを中心に進み、徐々に盛り上がり、
最後はティンパニがリズミカルに叩きながら終わる。
途中聴いたのは、マルティヌーの協奏曲である。
ヴァイオリン協奏曲第2番H.293は、1943年に作曲された。
交響曲第1番の初演を聴いたヴァイオリン奏者ミッシャ・エルマンが、
翌日マルティヌーにヴァイオリン協奏曲を書いてくれないかと頼んだようだ。
その委嘱を受けてその協奏曲を1943年4月26日に完成させたようだ。
そしてそれをエルマンに渡し、彼のリクエストを受け、
第一楽章の終わりにカデンツァを設けたようである。
今回聴いたCDは、ヤン・ポスピカルのヴァイオリン、
マルチェロ・ヴィオッティ指揮、ウィーン交響楽団の演奏による。
第一楽章アンダンテは、管弦楽の強烈なトゥッティで始まり、
そのあとフルートなどが旋律を奏で、独奏ヴァイオリンが入る。
独奏ヴァイオリンが奏でる主題を管弦楽がやさしく支えていく。
やがて木管楽器を中心に始まるオーケストラの部分となり、
このあたりからマルティヌーらしさがあふれている。
再び独奏ヴァイオリンが入り、両者の競演が続いていく。
やがて管弦楽が何度かの盛り上がりをみせたあと、
独奏ヴァイオリンによる短いカデンツァが入る。
そしてそれが終わると管弦楽が再び入り、最後おだやかに終わる。
第二楽章アンダンテ・モデラートは、オーボエの牧歌的な旋律に、
ゆれるような音を弦楽器が入れながら始まる美しい楽章である。
それに導かれ独奏ヴァイオリンが入り、甘美な旋律を奏でていく。
両者の掛け合いによるおだやかな音楽は、心地いいものである。
独奏ヴァイオリンによる短いカデンツァが最後に設けられており、
上昇する音型に他の楽器も絡みながら、最後はおだやかに終わる。
第三楽章ポコ・アレグロは、管弦楽が荒々しく旋律を奏して始まるが、
独奏ヴァイオリンが入ってからはいったん管弦楽がおだやかになり、
そのあと管弦楽の部分となり、激しい部分と牧歌的でやさしい部分が現れる。
そして独奏ヴァイオリンが再び入り、両者の競演が続いていく。
独奏ヴァイオリンが軽快に旋律を奏でて活躍する部分が現れたあと、
再び冒頭の荒々しい感じの旋律が現れ、金管楽器と打楽器が活躍する。
そして独奏ヴァイオリンも最初に奏でた旋律を繰り返し、
カデンツァの部分に入り、技巧的な旋律を奏で、コーダの部分に入る。
軽快な独奏ヴァイオリンを中心に進み、徐々に盛り上がり、
最後はティンパニがリズミカルに叩きながら終わる。