Mars&Jupiter

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ボフスラフ・マルティヌーのチェロ・ソナタ第3番H.340を聴きながら、西谷から二俣川まで歩く

2011-05-24 07:14:07 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は西谷から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、マルティヌーの室内楽曲である。
チェロ・ソナタ第3番H.340は、1952年に作曲された。
今回聴いたCDは、クリスティアン・ベンダのチェロ、
セバスティアン・ベンダのピアノ演奏による。
第一楽章ポコ・アンダンテは、ピアノの明るい響きに導かれ、
チェロが歌うように朗々と主題を奏していく。
ピアノとチェロの掛け合いが終わったあと、
ピアノが速い動きの伴奏を行う上でチェロが奏し、
逆にチェロの伴奏の上にピアノが旋律を奏でる。
しばらくピアノの独奏が続き、再びチェロが絡んでいく。
そして両者の競演が続き、再び冒頭の旋律が奏されて、
最後はおだやかな感じでゆったり終わる。

第二楽章アンダンテは、冒頭のチェロのピチカートが印象的だ。
そのあとはゆったりとチェロが旋律を奏し、
ある時はピアノとユニゾンになり、両者のやりとりが続き、
やがて音楽はドラマティックに盛り上がりをみせる。
そのあとはチェロが長く伸ばす音の上でピアノが奏し、
再びチェロが旋律を奏し、やがてチェロがオスティナート風に
音型を繰り返して、最後は静かに終わる。
第三楽章アレグロ(マ・ノン・トロッポ)は、
ピアノが滑稽な感じの旋律を軽快に奏し、
それにチェロが絡んでいき、動きのある楽章である。
両者の掛け合いが終わったあとピアノがもう一つの旋律を奏し、
それをチェロが受け継いでいき、盛り上がりをみせる。
再びピアノが軽快に冒頭の旋律を奏で、チェロも絡んでいく。
最後は盛り上がりを見せて華やかに終わる。
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