Mars&Jupiter

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ボフスラフ・マルティヌーの練習曲集とポルカ集H.308を聴きながら、二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2011-05-08 07:18:50 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは、マルティヌーの器楽曲である。
練習曲集とポルカ集は、1945年に作曲された。
この作品は第3集まであって16曲あるのだが、
その中からこのCDでは9曲選んで演奏している。
第二次世界大戦終結の頃に書かれた作品であるからか、
開放感に満ちたような明るさが曲ん随所にみられる作品である。
今回聴いたCDは、チェコ出身のピアニスト、フィルクスニーのピアノ演奏による。
このCDの最初にあたる練習曲ハ長調は、第2巻第1曲にあたる。
エチュードらしく軽快で、技巧的な部分がみられ、
マルティヌーらしさがフレーズの中で時々顔を出す。
ダイナミックさと繊細さが織り交じった曲。
2曲目のポルカヘ長調は、第2巻第2曲にあたる。
のどかな民謡風の旋律がポルカの軽快なリズムの中で奏され、
その主題をもとに展開される短い曲。
3曲目の練習曲イ長調は、第1巻第3曲にあたる。
三部形式で書かれ、流れるようなリズムと旋律が幻想的である。
中間部はのどかな牧歌風の旋律が流れ、冒頭の旋律が再び現れ終わる。

4曲目のパストラーレは、第1巻第5曲にあたる。
おだやかな牧歌的な主題が奏され、繰り返される。
5曲目の練習曲ヘ長調は、第2巻第5曲にあたる。
速いテンポで軽快な旋律が奏され、途中盛り上がる部分があるが、
再び最初の主題が奏されて終わる。
6曲目のポルカホ長調は、第2巻第4曲にあたる。
のどかな民謡風の旋律が奏でられ、明るく楽しい曲である。
7曲目のポルカニ長調は、第1巻第2曲にあたる。
リズミカルな曲で、明るく奏される旋律は希望に満ちている。
8曲目のポルカイ長調は、第3巻第2曲にあたる。
それまでのポルカとはちょっと趣の違う曲である。
低音部が歩くようにゆったりと刻むリズムが印象的である。
中間部の牧歌的な部分を経て、再び冒頭の旋律が現れて終わる。
9曲目の練習曲ヘ長調は、第3巻第5曲にあたる。
軽快で明るい曲で、速いテンポで奏されていく。
中間部を経て冒頭の旋律が現れ、盛り上がって最後終わる。
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