ボフスラフ・マルティヌーのピアノ協奏曲第２番H.237を聴きながら、星川から横浜まで歩く

昨日は星川から横浜まで歩きました。
ガウチョという店で退職祝いの会をやったので、店のことろまで歩きました。
途中聴いたのは、マルティヌーのピアノ協奏曲である。
ピアノ協奏曲第２番H.237は、1934年から1935年にかけて作曲された。
今回聴いたＣＤは、エミル・ライフネルのピアノ、
イルジー・ビエロフラーヴェク指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・モデラートは、明るい管弦楽の響きで始まる。
ピアノ独奏が入り、その主題を自由に展開していく。
時々管弦楽も絡むが、ピアノ中心に進行していき、
管弦楽のみで冒頭の主題が現れたあと、
ピアノ独奏の部分となるが、ジャズ風な部分もみせていく。
そして、冒頭の主題が管弦楽とピアノで再現され、
最後は管弦楽により華やかで開放的な感じで終わる。

第二楽章ポコ・アンダンテは、弦楽器のみによって旋律が奏され、
それは牧歌的で甘美であり、やがてピアノ独奏が入る。
管弦楽のみで最初の主題を奏で木管楽器が旋律を絡めたあと、
独奏ピアノが主題を奏し、そのあとは両者の競演となるが、
このあたりのピアノの旋律はフランス的な部分もみられる。
最後は弦楽器とピアノが交互に現れ、平和な雰囲気で穏やかに終わる。
第三楽章ポコ・アレグロは、金管楽器が軽快に鳴り響いたあと、
すぐにピアノ独奏が入り、技巧的な演奏を見せたあと、
管弦楽が軽快な舞踏風の旋律を奏し、ピアノ独奏がそれを受け継ぐ。
そのあとピアノと管弦楽が対話するように曲は進行し、
冒頭の主題が再現されて打楽器も加わり、最後は華やかにおわる。