ジュゼッペ・タルティーニのヴァイオリン・ソナタイ長調作品１の９を聴く

昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1692年に生まれたタルティーニの作品。
ヴァイオリン・ソナタイ長調作品１の９の、
作曲された年については詳しくはわからない。
聴いたＣＤはファビオ・ビオンディのヴァイオリン、
リナルド・アレッサンドリーニのチェンバロ、マウリツィオ・ナッデオのチェロ、
パスカル・モンテイエのテオルボの演奏によるもの。
第一楽章アダージョは、ゆったりとしたテンポで、
ヴァイオリンが歌うように優雅な旋律を奏でていく。
颯爽と演奏するヴァイオリンとそれを支える通奏低音の動きが心地よい。
第二楽章アレグロは、対照的に軽快なテンポで進行する。
ヴァイオリンが明るい旋律を奏で、通奏低音がそれを支える。
両者の掛け合いが心地よい感じである。
第三楽章アレグロ・アッフェットゥオーソは、軽快なテンポで、
ヴァイオリンが強弱を使い分けながら明るい旋律が奏でられ、
最後も優雅さを残しつつ、さわやかな感じで颯爽と終わる。