昨日はウォーキングを休みました。
途中聴いたのはミャスコフスキーの交響曲第6番変ホ短調作品23。
この交響曲は、1921年から1923年にかけて作曲された作品で、
1947年から1948年にかけて改訂が加えられている。
彼の作品の中では演奏時間が長い作品に属する。
初演は1924年5月4日モスクワでニコライ・ゴロヴァノフの指揮で行われた。
聴いたCDはエカテリンブルク市ドメスティク合唱団、
ドミトリー・リス指揮、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるものである。
第一楽章ポコ・ラルガメンテ-アレグロ・フェローチェは、ソナタ形式で書かれている。
冒頭からダイナミックに始まり、次に不安でせかすような第一主題が現れる。
この第一主題の部分には軽快な旋律など様々な旋律の要素が入っている。
対照的に大らかな感じで叙情的な第二主題が現れ、これらの主題が繰りかえされたあと、
第一主題の変形から始まる展開部に入り、やがて金管楽器も加わり盛り上がる。
再現部でそれぞれの主題が奏されたあと、これらが絡み合いながら進行し、
最後は弦楽器が奏でるトレモロの中、管楽器が呼応しながら静かに終わる。
第二楽章プレスト・テネブローソは、三部形式によるスケルツォ楽章である。
木管楽器が活躍しながら、軽快に始まり徐々に盛り上がり、
荒々しくなっていき、金管楽器も加わり狂乱した感じが続く。
中間部のアンダンテ・モデラートのトリオはフルートなど木管楽器が活躍し、
静かな幻想的な音楽となり、フルートのソロが美しい。
チェレスタは「怒りの日」の聖歌を思わせる旋律を奏でていく。
その静けさも再び冒頭の部分が繰り返され、崩れていく。
最後の方で一瞬だけ中間部の一部が現れ、また荒々しくなって終わる。
第三楽章アンダンテ・アパショナートは、第一楽章の断片を思わせる
ゆったりとした旋律が弦楽器により奏でられて始まる。
それが終わると木管楽器が活躍する部分が現れ、
弦楽器と絡み合いながら、ロマンティックな旋律が奏でられていく。
そしてそのあと第二楽章を思わせる断片も出て、
チェレスタが「怒りの日」の聖歌を思わせる旋律を奏でる。
その安らかな感じは壊され、不安を思わせるような音楽になり、
それが終わると再び平和な感じの音楽になり、
チェレスタも再び響き、弦楽器がおだやかに旋律を奏で最後静かに終わる。
第四楽章アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェは、
トランペットやホルンなど金管楽器が鳴り響き、
祝典的な明るくにぎやかな雰囲気で始まる。
そしてフランスの革命歌である『ラ・カルマニョール』や、
『アサイラ』が現れるが、それら部分が終わると、重々しい雰囲気になり、
低弦のピチカートに「怒りの日」の聖歌が現れ、繰り返される。
そして、クラリネットがロシア正教の埋葬の賛美歌を奏でる。
それまでの楽しかった雰囲気が打ち消され、沈鬱な感じになる。
しかし、弦楽器は再び冒頭の明るい旋律を奏でて繰り返し、
徐々ににぎやかな部分が戻ってくるが、再び重々しい感じになり、
「怒りの日」の聖歌の旋律と冒頭の旋律の変形されたものが絡み合っていく。
そして合唱の部分が入り、「肉体からの魂の離脱について」の詩を歌う。
この合唱が入る部分は感動的な部分であり、この部分をカットして
演奏している改訂版によるスヴェトラーノフ盤では味わえないところである。
これが終わるとクラリネットが弦楽器と絡み合いながら、
平和な感じの音楽が続き、ハープも響き、おだやかに最後終わる。
途中聴いたのはミャスコフスキーの交響曲第6番変ホ短調作品23。
この交響曲は、1921年から1923年にかけて作曲された作品で、
1947年から1948年にかけて改訂が加えられている。
彼の作品の中では演奏時間が長い作品に属する。
初演は1924年5月4日モスクワでニコライ・ゴロヴァノフの指揮で行われた。
聴いたCDはエカテリンブルク市ドメスティク合唱団、
ドミトリー・リス指揮、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるものである。
第一楽章ポコ・ラルガメンテ-アレグロ・フェローチェは、ソナタ形式で書かれている。
冒頭からダイナミックに始まり、次に不安でせかすような第一主題が現れる。
この第一主題の部分には軽快な旋律など様々な旋律の要素が入っている。
対照的に大らかな感じで叙情的な第二主題が現れ、これらの主題が繰りかえされたあと、
第一主題の変形から始まる展開部に入り、やがて金管楽器も加わり盛り上がる。
再現部でそれぞれの主題が奏されたあと、これらが絡み合いながら進行し、
最後は弦楽器が奏でるトレモロの中、管楽器が呼応しながら静かに終わる。
第二楽章プレスト・テネブローソは、三部形式によるスケルツォ楽章である。
木管楽器が活躍しながら、軽快に始まり徐々に盛り上がり、
荒々しくなっていき、金管楽器も加わり狂乱した感じが続く。
中間部のアンダンテ・モデラートのトリオはフルートなど木管楽器が活躍し、
静かな幻想的な音楽となり、フルートのソロが美しい。
チェレスタは「怒りの日」の聖歌を思わせる旋律を奏でていく。
その静けさも再び冒頭の部分が繰り返され、崩れていく。
最後の方で一瞬だけ中間部の一部が現れ、また荒々しくなって終わる。
第三楽章アンダンテ・アパショナートは、第一楽章の断片を思わせる
ゆったりとした旋律が弦楽器により奏でられて始まる。
それが終わると木管楽器が活躍する部分が現れ、
弦楽器と絡み合いながら、ロマンティックな旋律が奏でられていく。
そしてそのあと第二楽章を思わせる断片も出て、
チェレスタが「怒りの日」の聖歌を思わせる旋律を奏でる。
その安らかな感じは壊され、不安を思わせるような音楽になり、
それが終わると再び平和な感じの音楽になり、
チェレスタも再び響き、弦楽器がおだやかに旋律を奏で最後静かに終わる。
第四楽章アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェは、
トランペットやホルンなど金管楽器が鳴り響き、
祝典的な明るくにぎやかな雰囲気で始まる。
そしてフランスの革命歌である『ラ・カルマニョール』や、
『アサイラ』が現れるが、それら部分が終わると、重々しい雰囲気になり、
低弦のピチカートに「怒りの日」の聖歌が現れ、繰り返される。
そして、クラリネットがロシア正教の埋葬の賛美歌を奏でる。
それまでの楽しかった雰囲気が打ち消され、沈鬱な感じになる。
しかし、弦楽器は再び冒頭の明るい旋律を奏でて繰り返し、
徐々ににぎやかな部分が戻ってくるが、再び重々しい感じになり、
「怒りの日」の聖歌の旋律と冒頭の旋律の変形されたものが絡み合っていく。
そして合唱の部分が入り、「肉体からの魂の離脱について」の詩を歌う。
この合唱が入る部分は感動的な部分であり、この部分をカットして
演奏している改訂版によるスヴェトラーノフ盤では味わえないところである。
これが終わるとクラリネットが弦楽器と絡み合いながら、
平和な感じの音楽が続き、ハープも響き、おだやかに最後終わる。