Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

イーゴリ・ストラヴィンスキーの詩篇交響曲を聴く

2012-07-13 05:43:34 | ストラヴィンスキーの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるストラヴィンスキーの作品は、
1930年に作曲された詩篇交響曲である。
創立50周年を迎えたボストン交響楽団の委嘱を受けて作曲された。
今回聴いたCDはローザンヌ青年合唱団、ローザンヌ放送合唱団、
エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団による演奏。
第1楽章詩篇第39番(前奏曲)は、前奏に続き、
「ああエホバよ、願わくは わが祈りを聞き」と合唱が歌って始まる。
徐々に盛り上がってクライマックスを築いて終わる。
第2楽章詩篇第40番(二重フーガ)は、オーボエとフルートによる
二重フーガで始まり、木管楽器で絡み合いながら進行し、
合唱が「われ耐え忍びて エホバを待ち望みたり」と歌い、
このフーガに絡んで、金管楽器とともに盛り上がったあと静かに終わる。
第3楽章詩篇第150番(交響的アレグロ)は、短い前奏のあと、
「アレルヤ」の合唱で始まり、神を讃える内容の詩がおごそかに歌われていく。
そのあと金管楽器などが入り軽快なオーケストラのみの部分となり、
ストラヴィンシキーらしさを発揮しながら、再び合唱が入り、
神を讃える歌を歌い、金管楽器も加わり盛り上がっていく。
途中リズミックで荒々しい部分を見せながらも、
宗教的な賛歌をおごそかに歌い最後はおだやかに終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする