Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヨハンネス・オリヴィエの「たとえれば 私の心は 痛ましい殉教者としてここに眠る」を聴く

2015-07-17 06:40:03 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは14世紀後半に活躍したフランスのオリヴィエが作曲した、
「たとえれば 私の心は 痛ましい殉教者としてここに眠る(Si con cy gist)」である。
ヨハンネス・オリヴィエは、カンブレ司教区の、
クレリウスではないかと考えられているが、それ以外のことは不詳である。
今回聴いたCDは、ロンドン中世アンサンブルの演奏による。
3声によるバラードで、解読を拒むようななぞめいた歌詞となっている。
それぞれの声部が揃って終わりにするには演奏上工夫が必要で、
そのことによって生み出される複雑なリズムが、
色々なところでのシンコペーションを作り出されている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする