Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジュリオ・チェーザレ・バルベッタの「カナリー風のモレスカ」を聴く

2015-07-08 06:07:26 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1540年頃にイタリアで生まれた、
ジュリオ・チェーザレ・バルベッタが作曲したリュート曲、
「カナリー風のモレスカ(Moresca detta le Canarie)」である。
1585年に出版された『リュートのためのタブラチュア曲集』の中に、
おさめられた作品のうちの一つで、カナリー(カナリオ)は、
カナリオス(カナリア)諸島を指し、そこにみられた舞曲をさすのだろう。
モレスカは「ムーア人の踊り」という意味である。
今回聴いたCDは、ヤーコブ・リンドベリのリュート演奏による。
舞曲風の流れるような旋律が軽やかに奏でられていく。
何となくスペインらしい感じのする舞曲である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする