エドワード・エルガーの２つの歌作品60(トーチ、河)を聴く

今回取り上げるのは1857年生まれのエルガーが、
1912年に作曲した２つの歌作品60である。
聴いたＣＤはロバート・ティアーのテノール、
ヴァーノン・ハンドリー指揮、バーミンガム市交響楽団の演奏による。
第１曲トーチ(たいまつ)は、弦楽器の情熱的な前奏に続き、
テノール独唱がその旋律を引き継ぎ、朗々と歌う。
金管楽器も鳴り響き、盛り上がったところで終わる。
第２曲河は、イギリス風の旋律による前奏に続き、
テノール独唱が力強く歌い始めていく。
管弦楽と共に情熱的に盛り上がり、最後は穏やかに終わる。