Mars&Jupiter

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ハヴァーガル・ブライアンの交響曲第17番を聴く

2016-08-20 18:36:57 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1960年から61年に作曲した交響曲第17番である。
演奏はエイドリアン・リーパー指揮、
アイルランド国立交響楽団によるものである。
この交響曲は、単一楽章制に基づく作品であり、
最初のアダージョは金管楽器とヴァイオリン独奏で始まる。
木管楽器も加わりながら、ゆったりと始まり、
そのあとのヴァイオリン独奏による旋律が主題となり、
他の楽器につながっていき、打楽器が入り、
次のアレグロ・モデラートの部分になり、
力強く荒々しい音楽となっていくが、盛り上がったあと、
いったん穏やかな感じになり、行進曲風な部分を経て、
金管楽器がコラール風の旋律を奏で、弦楽器が引き継ぎ、
ヴァイオリン独奏の部分が現れ、ティンパニの音が残り、
次のレントの部分に入り、金管楽器が旋律をゆったりと奏で、
ハープの音もそれに絡んでいき、弦楽器が力強い旋律を奏で、
イギリスらしい感じが出ており、フルートなど木管楽器も活躍する。
行進曲風に打楽器がリズムを刻み、盛り上がったあと、
アレグロ・コン・ブリオの部分に入り、
金管楽器中心に盛り上がるが、途中いったん穏やかになり、
最後は金管楽器と打楽器中心に盛り上げて力強く終わる。
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