昨日は横浜から和田町駅まで歩きました。
昨日聴いたのはオルフの「アリアンナ(アリアドネ)の嘆き」。
オルフはモンテヴェルディのいくつかの作品を発掘し、
現代の管弦楽用に編曲しており、これはその一つである。
ここでは、オルフらしい打楽器中心の激しい音楽はない。
あくまでも原曲に従った編曲のように思える。
モンテヴェルディの歌劇「アリアンナ」は1608年の作品のようだが、
その全曲は、失われてしまっているようだ。
「アリアンナの嘆き」は、その中のアリアにあたる。
11分ほどの短い曲であり、悲しみを歌うところでは、
その悲痛さを管弦楽は表現し、あるところでは牧歌風に、
そして、曲は冒頭に登場した悲しみを歌う部分が、
最後にも再現され、静かに終わる。
テゼウスによってナクソス島に取り残された女性、
アリアンナ(アリアドネ)はそのことを嘆く。
この悲しみを歌う曲は、当時から傑作として知られ、
モンテヴェルディ自身もマドリガーレ第6巻に、
5声による作品として収められているようだが、
残念なことに第6巻は持っていないのでわからない。
でもともかく、忘れ去られた作品をこのような形で、
オルフが管弦楽版として世に問うことにより、
モンテヴェルディという作曲家も再評価されたのだろう。
オルフの偉大な功績の一つであると思う。
昨日聴いたのはオルフの「アリアンナ(アリアドネ)の嘆き」。
オルフはモンテヴェルディのいくつかの作品を発掘し、
現代の管弦楽用に編曲しており、これはその一つである。
ここでは、オルフらしい打楽器中心の激しい音楽はない。
あくまでも原曲に従った編曲のように思える。
モンテヴェルディの歌劇「アリアンナ」は1608年の作品のようだが、
その全曲は、失われてしまっているようだ。
「アリアンナの嘆き」は、その中のアリアにあたる。
11分ほどの短い曲であり、悲しみを歌うところでは、
その悲痛さを管弦楽は表現し、あるところでは牧歌風に、
そして、曲は冒頭に登場した悲しみを歌う部分が、
最後にも再現され、静かに終わる。
テゼウスによってナクソス島に取り残された女性、
アリアンナ(アリアドネ)はそのことを嘆く。
この悲しみを歌う曲は、当時から傑作として知られ、
モンテヴェルディ自身もマドリガーレ第6巻に、
5声による作品として収められているようだが、
残念なことに第6巻は持っていないのでわからない。
でもともかく、忘れ去られた作品をこのような形で、
オルフが管弦楽版として世に問うことにより、
モンテヴェルディという作曲家も再評価されたのだろう。
オルフの偉大な功績の一つであると思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます