Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジョナサン・ハーヴェイの「我が神を愛す」を聴く

2016-07-26 07:12:13 | 古典~現代音楽イギリス編
今回取り上げるのは1939年生まれのハーヴェイが、
1968年作曲した「我が神を愛す」である。
ハーヴェイは、ケンブリッジ大学セントジョンズ・カレッジで学び、
エルヴィン・シュタインなどに師事した。
その後作曲活動を行う一方で、
インペリアル・カレッジ・ロンドンの客員教授として教えた。
聴いたCDはスティーヴン・クレオベリー指揮、
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の演奏による。
祈るようなアカペラによる演奏で始まり、
途中から少年合唱が力強く歌う部分となり、
盛り上がりをみせて、最後は穏やかに終わる。
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ロジャー・クィルターの組曲「虹の終わる場所に」を聴く

2016-07-25 05:32:56 | 古典~現代音楽イギリス編
今回取り上げるのは1877年生まれのクィルターが、
1911年作曲した組曲「虹の終わる場所に」である。
聴いたCDはリチャード・ヒコックス指揮、
ノーザン・シンフォニア・オブ・イングランドの演奏による。
第一曲「虹の国」は、弦楽器により優しく旋律が奏でられて始まる。
ゆったりと歌うように奏でられる旋律はロマンティックである。
木管楽器や金管楽器も絡みながらも、最後も穏やかに終わる。
第二曲「鬼火」は、木管楽器が生き生きとした旋律を奏でて始まる。
舞踏風の旋律が続いたあと、中間部は甘美な旋律が奏でられ、
フルートなど木管楽器が絡んでいったあと、
再び冒頭の舞踏風の部分が繰り返され、爽やかに終わる。
第三曲「ロザムンド」は、弦楽器とクラリネットが、
やや叙情的な感じの旋律を奏でて始まる。
郷愁あふれるような感じの曲でもあり、最後は穏やかに終わる。
第四曲「妖精の戯れ」は、明るく軽快な旋律で始まる。
弦楽器と木管楽器により行進曲風の旋律が繰り返される。
第五曲「ゴブリンの森」は、やや神秘的な感じで始まり、
軽やかで勇ましい旋律が奏でられていく。
中間部は舞踏風の旋律が現れ、冒頭の旋律が繰り返されて終わる。
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マルコム・アーノルドの交響曲第2番作品40を聴く

2016-07-24 18:35:15 | 古典~現代音楽イギリス編
この2日間忙しくブログを書く余裕もありませんでした。
やっとやらなければいけないことが終わり、
今日から再開ということになります。
今回取り上げるのは1921年生まれのアーノルドが、
1953年作曲した交響曲第2番作品40である。
聴いたCDはアンドリュー・ペニー指揮、
アイルランド国立交響楽団の演奏による。
第一楽章アレグレットは、トランペットと打楽器の短い前奏のあと、
木管楽器が主題を奏でて始まり、弦楽器がそれを引き継ぐ。
その旋律は民謡風であり、もう一つの主題はオーボエに現れる。
そして、展開部にはいるが、牧歌的な感じは続いていく。
トランペットと打楽器で最初の主題が再現されて、
主題が弦楽器などにより繰り返し、最後は穏やかに終わる。
第二楽章ヴィヴァーチェは、軽快なテンポで始まる。
弦楽器、木管楽器により主題が奏でられていく。
そして、やがて金管楽器も絡んで荒々しくもなりながら、
ハープの音も入り、幻想的な感じも感じさせる。
最後は金管楽器と打楽器で盛り上がって終わる。

第三楽章レントは、弦楽器の淡い感じの伴奏に乗って、
木管楽器が主題を奏でて始まり、弦楽器もそれを引き継ぐ。
金管楽器もそっと加わり、フルートの音と絡み、鐘の音も入る。
牧歌的な雰囲気である一方、神秘的な部分も感じさせる。
やがて、金管楽器と打楽器が入り、盛り上がりをみせて、
行進曲風に進行し、そのあとは穏やかな感じになる。
鐘の音が再び鳴り、フルートが旋律を奏でて弦楽器とも掛け合い、
ホルンの音が響く中、ティンパニの音がなり、穏やかに終わる。
第四楽章アレグロ・コン・ブリオは、軽やかで明るい旋律が、
木管楽器により奏でられて始まり、金管楽器も絡んでいき、
フーガ風に絡んでいき、そのあとは再び木管楽器中心に展開し、
そのあとは弦楽器が奏でる旋律に木管楽器や金管楽器が絡み、
冒頭の主題は何度も繰り返し現れ、ティンパニが叩くリズムに、
金管楽器がファンファーレ風に絡んでいき、
盛り上がりをみせて、最後は力強く終わる。
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ロバート・ファーノンの「ポートレート・オブ・ア・フラート」を聴く

2016-07-21 06:05:59 | 古典~現代音楽イギリス編
今回取り上げるのは1917年生まれのファーノンが、
1947年作曲した「ポートレート・オブ・ア・フラート」、
Portrait of a Flirtである。
聴いたCDはレジナルド・キルビー指揮、
スタジオ2コンサート・オーケストラの演奏による。
ロマンティックな旋律が弦楽器によって奏でられて始まる。
金管楽器なども加わり、華やかな感じで旋律が繰り返され、
最後は穏やかな感じになって終わる。
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ジョン・アイアランドの「至上の愛(Greater love hath no man)」を聴く

2016-07-20 07:07:16 | 古典~現代音楽イギリス編
今回取り上げるのは1879年生まれのアイアランドが、
1911年作曲した「至上の愛(Greater love hath no man)」である。
聴いたCDはマイケル・ピアースのトレブル、
ポール・ロビンソンのテノール、スティーヴン・クレオベリー指揮、
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の演奏による。
オルガンの音に導かれ、男声合唱が歌い出し、
女声合唱と少年合唱も加わり、力強く歌っていく。
途中でトレブル(ボーイ・ソプラノ)の独唱と、
テノールの独唱が入り、そして再び合唱の部分になり、
盛り上がりを見せたあと、静かになり、最後はオルガンの音で終わる。
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