わたしが、生まれ育った弘明寺である。なにはともあれ、せっかく来たのだから観音様に久しぶりの参詣だ。通りを歩いていると、なぜか「廣州亭」の前で立ち止まる男性客(主に)が多い。朝早くから飲める吸える食べれるという、創業八十年の老舗中華料理店である . . . 本文を読む
「え! シングルの部屋の筈なのに・・・」広い。ダブルかセミダブルの部屋である。旅先の宿(ホテル・旅館)によっては、部屋の埋まり具合のせいなのか勝手に気を利かせてグレードアップしてくれることがある。ご提案というかたちで僅かな追加料金でグレードアップということも何度かあった . . . 本文を読む
わたしは自他ともに認める“能天気ヤロウ”だが、日本全体が自粛要請に従っているときには、さすがに「こいつって、非国民じゃん!」と思われてもいやなので温泉ネタの記事の更新はずーっと遠慮していた。でも6月下旬から「助さん、格さん、もぉーいいでしょう!」っていう雰囲気になってきたので今月から再開することにした . . . 本文を読む
(なんかちょっとでも腹に入れとこうかな・・・)旅先の見知らぬ酒場、それも呑めればとりあえずどこでもいいやと、思い切りハードルのズボンを足元まで引き落とすのだから、空きっ腹ではいかにも不用心、丸腰の無鉄砲である。レトロな喫茶店をみつけて入る。名古屋圏なのでさすがに期待通り、昼下がりでもモーニングセットがあったので注文する。この店、きっと一日中モーニングがあるのだろう . . . 本文を読む
昨日入った豊橋駅西口の喫茶店では、煙草が吸えるのだが<3本まで>という冗談みたいな「本数制限」を経験したのである。この母娘が切り盛りしている喫茶店の壁やらメニューをみても、そんな制限も一切見当たらない。なんとも嬉しくなって、レアチーズケーキと珈琲セットも追加してしまう . . . 本文を読む
(久しぶり・・・だ)土曜日、木場の蕎麦屋「花村」である。『(温かいつゆなら、揚げ玉と油揚げがゆるりとほどけてもっと旨そうだぞ。ふふふ。この次はぜひとも「特盛のつゆあつ」を頼むとしよう・・・)』「強記の蕎麦屋」の記事で冷たいつゆの“志の田”を食べたあと、そう書いたのを忘れてはいない . . . 本文を読む
<世の中は色と酒とが敵(かたき)なり、どうぞ敵にめぐりあいたい>色はさておき、毎晩のように敵(かたき)とめぐりあっている酒飲みには、なんかグッとくる<狂歌>だ。二月初めのある夕暮れ、行きつけの新橋の酒場のカウンター。常連が揃うのにはまだ時間が早かった . . . 本文を読む
車と違い電車旅は酒が呑めるのがジツに嬉しい。新函館北斗駅・・・。駅の二階改札を出てすぐのところに広い喫煙所があったのをみつけ、さっそく一服する。探していた駅弁を発見する。見間違えることのない印象的パッケージだ。購入は乗る直前にして次は酒の売り場を探す . . . 本文を読む
エレベーターのドアが開いたら、いきなり青森に迷いこんだ。新橋にある、青森の酒場にいきませんか。もちろん煙草はだいじょうぶで中休みなし。近々九州出張を予定しているので博多方面の話をいろいろ訊きたい。勘定は持ちますから、と酒場大好きなシュッシ―(酒肆)くんからメールでお誘いがあった。店内は、いたるところ「ねぶた」の装飾だらけである。窓際の席に坐って下をみると、通りの向かいに見覚えのあるうどん屋「おにやんま」をみつけた。ほぉー、そういう位置関係なのか。たしか五反田の店に比べて味はたいしたことなかったと記憶している . . . 本文を読む
ドライバーが国道などで重宝するのが道の駅である。わたしもトイレや仮眠、土産物調達、軽食休憩などでよくお世話になる。数は少ないが、気軽に入浴してさっぱりできる日帰り温泉が併設されているところさえある。そんな道の駅は全国で約千二百カ所、道内には百二十余あるのだが北海道はなにせ広いので案外巡り逢えない。新千歳空港に近い安平町の国道を走っているときに見つけた「道の駅あびらD51ステーション」 . . . 本文を読む