<読んだ本 2016年2月>
「シックスパックって知ってますか?」
えっ、まさかよくスーパーのチラシで見かける、目玉商品の「玉子六個入りパック」とか「牛乳1リットル入り紙パック六個」がなんとこのお値段で、とかの話じゃなさそうだ。
「やっぱり知らないんですね」
顔色をずばり読まれて突っ込まれる。腹筋のことなんですけど、と他の同僚と顔を見合わせて笑われた。
うーん、悔しい。
でも、セクハラめいた余計なことを言わんで良かった。この歳でも興味ないことは恥ずかしながらまったく知らないのだ。
禁酒している一ヶ月間、暇を持て余してスクワットや腕立て伏せや腹筋も毎日やったが、まったくそのシックスパックなどにはならなかった。
禁酒と同時に、麺類はほぼ蕎麦だけ、たまにうどんくらいでラーメンを完全に断った。蕎麦とそのあとの蕎麦湯は血圧に絶大な効果をもたらす。
たまに中華に行っても、炒飯と餃子という組み合わせである。
おかげで人間ドックで血圧が、「凄い、上も下も理想的な数値ですね」と若い看護婦さんに褒められたくらい効果覿面だったのだ。
喉元過ぎればなんとやら、酒が解禁になって食べた味噌ラーメンと餃子はなんとも旨かった。
酒、麺類すべて、ついでに焼肉も解禁だ。
さて、2月に読んだ本ですが今月は7冊、累計で14冊でした。
1. ○悪足掻きの跡始末 厄介弥三郎 佐藤雅義 講談社
2.○報復の日 ジョン・カッツェンバック 早川書房
3. ○異館 吉原裏同心十一 佐伯泰英 光文社文庫
4. ○再建 吉原裏同心十二 佐伯泰英 光文社文庫
5. ○スナイパーの誇り 上 スティーヴン・ハンター 扶桑社ミステリー
6. ◎スナイパーの誇り 下 スティーヴン・ハンター 扶桑社ミステリー
7. ◎第三の銃弾 上 スティーヴン・ハンター 扶桑社ミステリー
しばらく和食系(時代小説)が続きましたので、洋食(海外ミステリー)が食べたくなった。
久しぶりのスティーヴン・ハンターだ。
「スナイパーの誇り」のほうは下巻になってからの佳境だが、「第三の銃弾」は上巻からいやあ面白い。
『1963年11月22日。
その日の午後零時三十分、大統領の車が木々のそばを通りかかったとき、なにかの音が響き、聞きつけた者のほぼ全員がそれを銃声と感じた。
その六秒ほどあと、第二の銃弾が発射され、それはそこにそびえるテキサス教科書倉庫ビルから飛来したと、目撃者の大半が考えた。その弾丸は大統領の背中、首に近い箇所に当たって、体内を抜け、ネクタイをかすめながら、水平方向に喉から飛びだして、ジョン・コナリーに当たった。そして、上半身を貫通して、手首を砕いたのち、大腿部を打ったが、そこをつらぬくことはなかった。その弾丸は同日の午後、病院に運びこまれた担架の上で発見された。一発の弾丸がそんなことをしでかすはずはないと主張する人間がおおぜいいるせいで、その弾丸は“魔法の銃弾”と呼ばれている。
そのまた数秒後、第三の銃弾が頭部に命中した。それは頭蓋から脳組織をごっそりとふっとばし、爆発的に脳漿を撒き散らしながら、頭部右側から噴きだすように、あるいは爆発するように、射出した。』
― 本文より一部を抜粋 ―
JFK暗殺事件については数千にものぼる陰謀説がある。
謎の解明をしていた作家が車に轢かれ、その妻が伝説のスナイパー、ボブ・リースワガ―に調査を依頼する。引き受けたボブは暗殺現場のダラス、そしてロシアに飛ぶ。
→「読んだ本 2016年1月」の記事はこちら
「シックスパックって知ってますか?」
えっ、まさかよくスーパーのチラシで見かける、目玉商品の「玉子六個入りパック」とか「牛乳1リットル入り紙パック六個」がなんとこのお値段で、とかの話じゃなさそうだ。
「やっぱり知らないんですね」
顔色をずばり読まれて突っ込まれる。腹筋のことなんですけど、と他の同僚と顔を見合わせて笑われた。
うーん、悔しい。
でも、セクハラめいた余計なことを言わんで良かった。この歳でも興味ないことは恥ずかしながらまったく知らないのだ。
禁酒している一ヶ月間、暇を持て余してスクワットや腕立て伏せや腹筋も毎日やったが、まったくそのシックスパックなどにはならなかった。
禁酒と同時に、麺類はほぼ蕎麦だけ、たまにうどんくらいでラーメンを完全に断った。蕎麦とそのあとの蕎麦湯は血圧に絶大な効果をもたらす。
たまに中華に行っても、炒飯と餃子という組み合わせである。
おかげで人間ドックで血圧が、「凄い、上も下も理想的な数値ですね」と若い看護婦さんに褒められたくらい効果覿面だったのだ。
喉元過ぎればなんとやら、酒が解禁になって食べた味噌ラーメンと餃子はなんとも旨かった。
酒、麺類すべて、ついでに焼肉も解禁だ。
さて、2月に読んだ本ですが今月は7冊、累計で14冊でした。
1. ○悪足掻きの跡始末 厄介弥三郎 佐藤雅義 講談社
2.○報復の日 ジョン・カッツェンバック 早川書房
3. ○異館 吉原裏同心十一 佐伯泰英 光文社文庫
4. ○再建 吉原裏同心十二 佐伯泰英 光文社文庫
5. ○スナイパーの誇り 上 スティーヴン・ハンター 扶桑社ミステリー
6. ◎スナイパーの誇り 下 スティーヴン・ハンター 扶桑社ミステリー
7. ◎第三の銃弾 上 スティーヴン・ハンター 扶桑社ミステリー
しばらく和食系(時代小説)が続きましたので、洋食(海外ミステリー)が食べたくなった。
久しぶりのスティーヴン・ハンターだ。
「スナイパーの誇り」のほうは下巻になってからの佳境だが、「第三の銃弾」は上巻からいやあ面白い。
『1963年11月22日。
その日の午後零時三十分、大統領の車が木々のそばを通りかかったとき、なにかの音が響き、聞きつけた者のほぼ全員がそれを銃声と感じた。
その六秒ほどあと、第二の銃弾が発射され、それはそこにそびえるテキサス教科書倉庫ビルから飛来したと、目撃者の大半が考えた。その弾丸は大統領の背中、首に近い箇所に当たって、体内を抜け、ネクタイをかすめながら、水平方向に喉から飛びだして、ジョン・コナリーに当たった。そして、上半身を貫通して、手首を砕いたのち、大腿部を打ったが、そこをつらぬくことはなかった。その弾丸は同日の午後、病院に運びこまれた担架の上で発見された。一発の弾丸がそんなことをしでかすはずはないと主張する人間がおおぜいいるせいで、その弾丸は“魔法の銃弾”と呼ばれている。
そのまた数秒後、第三の銃弾が頭部に命中した。それは頭蓋から脳組織をごっそりとふっとばし、爆発的に脳漿を撒き散らしながら、頭部右側から噴きだすように、あるいは爆発するように、射出した。』
― 本文より一部を抜粋 ―
JFK暗殺事件については数千にものぼる陰謀説がある。
謎の解明をしていた作家が車に轢かれ、その妻が伝説のスナイパー、ボブ・リースワガ―に調査を依頼する。引き受けたボブは暗殺現場のダラス、そしてロシアに飛ぶ。
→「読んだ本 2016年1月」の記事はこちら
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