夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

臨時投稿 同僚からの贈り物

2010-10-11 14:30:08 | 陶磁器
灰釉花瓶 相導寺焼
共箱 共布 胴径*高さ


先日とある骨董商から共箱というのは何ですか? と聞かれました

「えっ? 知らないの」とは言えず、「描いたり、製作した人が箱にサインし、印章を押印した箱のことですよ。共板、共書きとか書いてある物でいろいろ言い方があります。そうでないものは合わせ箱と言います。鑑定があるものは鑑定書きとか識書きとか言いますが、所定の鑑定人でないものは、よろしく程度と思ったほうがいいでしょう・・。また共箱、所定鑑定人のものにも当然、贋作がありますよ」と説明しました。」



さて、本作品は先日同僚の結婚式がありまして、新郎の叔父さんにあたる方が陶芸をやられる御仁とか・・・新郎から内祝い?として花入れを頂きました





作品名は箱書きんいもありますように「灰釉花瓶 相導寺焼」とあります。
作者は宮澤弘幸さんです。



いい出来です、灰釉とありますが、土は備前に似ています。灰被りのようにありながら透明釉がかかったような色合いです。



なかなか存在感のある立派な花入です



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