ひとりの大工さんの仕事の合間をぬって続けている雰囲気のある我が家の天井の張替え工事・・・。
廊下の張替えが完了。
階段前の張替えを追加。クロスからヒノキにとムクの欅の階段との高級感のバランスを考慮しています。手すり側の格子は息子が生まれた時に墜落防止で取り付けたものでタモの集成材。
次は祖母の要望でトイレも張替え予定。近所の親戚の水道屋さんに頼んですべての器具を撤去しました。さらに最後は食堂と居間の張替えですが、完成するのはいつになるやら・・。
さて本日は1万円で入手できた陶磁器の作品3点の紹介です。高いと思うか安いと思うかは各々あると思います。
古伊万里 瑠璃赤絵花唐草文面取八角香炉
合箱
最大幅85*奥行*高さ69
瑠璃釉と金彩との組み合わせ。瑠璃釉に金彩が直接では映えないからか赤色に色をのせています。
薄瑠璃、もしくは薄瑠璃風の感じが古格となっています。
江戸後期くらいでしょうか? 今少し時代は古いかもしれませんね。
香炉として用いたのでしょうか? 笄があるとよかったのですが・・。
そこには布目が、足には釉薬が掛かっていて丁寧な作りです。
そこそこの上客用かと思います。
次は下手物? 行灯皿です。
草文織部釉瀬戸行灯七寸皿 江戸後期 (行灯皿 その8)
誂箱
口径218*高台径*高さ25
普段使いに、多少乱暴に使ってもいいではないでしょうか?
行灯皿の生命線はデザインがいいこと。
のびやかの線が生きている作品を選びました。
あまり疵のないほうがいいでしょう。
同じデザインが意外にないのが行灯皿です。
一体何を描いたのやら? 水車かな??
最後は多少、品の良い古伊万里。
古伊万里 染付梅盆栽草花文七寸皿
柴田コレクション同手掲載 時代:1655~1660年代 合箱
口径220*高台外径136*高さ32
俗にいう藍九谷?
柴田コレクションに同じような作品が掲載されています。
柴田コレクションに掲載されていりから上物とは限りません。
柴田コレクションは種々雑多の作品を蒐集したものです。
ちょっと時代の下がった藍九谷系統の古伊万里でしょう。
それでも17世紀のものらしい。
裏面は下の写真のとおりです。
こちらも普段使いに適したものと言えます。
藍九谷でも焼の甘いもの、補修跡のあるものは廉価です。
あくまでもデザインなど気に入ったものを選んでいます。
藍古九谷・・??
陶磁器の分類にはいろんな呼称があるものですね。
さて家の改修と同じくコストパフォーマンスが大事なようです。